昨今、ネットで「多頭飼育崩壊」の記事を頻繁に見かけます。
「多頭飼育」・・ホーダー(マニアックに動物などを集める人)
その結果として、ネグレクトになったり、酷い場合は繁殖業の
パピーミルのような状況となります。
助けられたはずの命が、適切な世話や医療を受けられず、
シェルターに閉じ込められたまま、悲惨な一生を強いられることにもなります。
動物愛護団体によるネグレクトは以前にもNPOアニマルフレンズ新潟などが、
(代表のイザベラ・ガラオン・青木氏は
全国動物ネットワークの運営委員)
報道されましたが、東京都府中市にあるNPOサラネットワークの
閉鎖を求める署名活動が行われています。
当ブログでは、これまで誹謗中傷になる場合もあるので、
署名活動や団体を実名入りで取り上げることは極力控えてきましたが、
今回は署名活動の主催者の言葉に極めて信憑性があること、
複数の具体例を挙げていること、そして、
最も重要な理由として、団体の代表が自転車の転倒事故で怪我をされて回復状況が思わしくない旨、
ご自身がFBで書かれていることから、50頭をこえる犬の世話を誰がするのか、
(ボランティアはごく少数とのこと)、費用はどうするのか、など、
動物福祉の観点から、シェルターの閉鎖が必要と考えました。
美談めいた記事に、安易に「いいね!」をしないでください。
誰かが止めないと!犬のためにも。
代表のためにも。下記のサイトをお読みになり、賛同いただけましたら、署名をお願いいたします。
動物愛護団体SALAネットワークの閉鎖を求めます
★グランツの物語★セナの物語★他の事例もお読みください。
転載よろしくお願いいたします。(m)
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- 2015/04/13(月) 00:05:12|
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曽野綾子氏は常に「上から目線」の人であるが、産経新聞のコラム
は国際教養の無さをさらけ出していて、さすがに呆れた。
ふつう文章化するにあたって、知性のネジがはたらいてストップを
かけるものだが、ご高齢ゆえに、ネジが緩んでしまった故だろうか。
各国のマスコミが曽野氏のコラムを報道しているが、この文章を英語
などに訳すと、日本語の曖昧さや柔らかさが抜け、文字通りストレート
に差別的な主張と受け取られるだろう。
アパルトヘイトの屈辱を強いられてきた人々、その撤廃に命がけで
取り組んできた人々の血と汗と労苦を想像できたなら、
とても書けない文章であり、支配する人々の目線で綴った文章でもある。
おそらくご本人は海外で長期間暮らした経験も無く、
自身が差別にあった経験も無いのだろう。
私は5年ほどアメリカで暮らし、サンフランシスコという、アメリカでは最も
異なる人種がまじりあって一つの地域で生活していた所なので、
差別された経験は無いが、南部や中西部で暮らした日本人は
「外国人はみな出て行け」などと言われたそうである。
サンフランシスコは多人種が同じ地区に住むことを誇りにしている街だった。
隔離の根っこにあるのは「差別」である。
曽野氏は「差別ではなく、区別です」と反論されているが、
区別が差別をうむのである。
「チャイナタウン」や「リトル東京」の存在はいいものでしょう、
ともおっしゃっているが、とんでもない!
現在はどうか知らないが、三十年前のリトル東京や
サンフランシスコのジャパンタウンは治安が悪くて荒れていた。
それらは隔離政策で出来た町ではなく、移民一世たちが迫害や差別から
身を守るために、かたまって一つの地区に住むようになったのである。
日本に住む移民の人たちも苦労や差別を味わってきた。
マスコミはアパルトヘイトのことばかりをとりあげているが、
曽野氏のコラムには、以下のような部分がある。
「高齢者の面倒を見るのに、ある程度の日本語ができなければならないとか、
衛生上の知識がなければならないとかいうことは全くないのだ。
どこの国にも、孫が祖母の面倒を見るという家族の構図はよくある。
孫には、衛生上の専門的な知識もない。
しかし、優しければそれでいいのだ。
「おばあちゃん、これ食べるか?」
という程度の日本語なら、語学の訓練など全く受けていない外国人の娘さんでも、
2、3日で覚えられる。
日本に出稼ぎに来たい、という近隣国の若い女性たちに来てもらって、
介護の分野の困難を緩和することだ」
(転載おわり)
呆れて反論する気もおきない。
このように考えている人物が安倍首相のとりまきなのだから、
日本の福祉・介護に携わる方々の待遇改善は絶望的である。
(m)
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- 2015/02/19(木) 00:16:06|
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新しい年。
2015年はどんな年になるでしょうか。
この地球で、人間がこれ以上傲慢にならず、
虫にも喜びが与えられていることを悟り、
自らも、大いなる自然の中で生かされていることに気づき、
人間にも、それ以外の動物にも、
等しく優しくなれるような年でありますように。
世界から、これ以上、美しいものたちが消えてしまいませんように。
人間の欲望によって、アフリカゾウが地球から姿を消すとしたら、
許されるはずはありません。未来の子供たちのためにも。
日本の各地で、世界の各地で、人知れず
命と人道のために尽くしている方々。
日本という国は、そのような方々によって支えられていることに、
敬意をこめて、感謝をこめて。
今年も「風に立つライオン」です。
(さだまさしさんが歌っていませんが、映像が美しいバージョンで)
↓
https://www.youtube.com/watch?v=wf5_X0G7yiM「風に立つライオン」が映画化されました。
大沢たかおさん主演で3月公開。三池崇監督。
NHK BS3で紹介番組があります。~風に立つライオン ~
さだまさし・大沢たかお ケニア 命と自然の旅
1月4日(日)午後10:00~
大沢たかお、さだまさしが、アフリカの大自然の中で「命」を守る人々の姿を追う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(m)
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- 2015/01/02(金) 19:15:44|
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22日の土曜日は心弾む一日でした。
長い間、聴きたいと願っていたフジコ・ヘミングさんの演奏を聴くことができました。
それも、母校の高校の講堂で。
高校まで同じ学校・・先輩と知った時は、恐れ多く思いましたが・・。

すっかり色づいたキャンパスのイチョウ並木
新校舎完成記念の大同窓会で、講堂も新たに建て直され、
コンサートホールのような内観です。
フジコ・ヘミングさんの演奏は、大きなホールは避け、ソロで聴きたかったのです。

フジコさん手書きのプログラム
ホール中央より少し上段でしたが、中央通路寄りの、好きな位置も確保。
途中に休憩を挟み、アンコールも入れて、13曲も弾いて下さいました。
やはりCDとは全く違う!一つ一つの音が生きて、跳ねている!
深く彩られた楽曲が心を潤し、とっても心地よい至福のひと時でした。
ピアノはベヒシュタインでしたが、音色に深みがあっていいですね。
フジコさんは、もうすぐ82歳!なんという、体力、気力!
彼女にとって、音楽は、すなわち、生きる、ということ・・?
小さな命を慈しむ活動も続けていらっしゃいます。
この日の服装は、彼女にしか着こなせない奇抜な晴れ着ドレスでした。
音楽も、絵画も、舞台芸術も・・さまざまな感性、方法があるので、
自分の好きなものを心に受け入れて楽しめばいいですね。

昨日はクリスマスリースが届きました。
もう12月です。
(m)
テーマ:ピアノ - ジャンル:音楽
- 2014/11/25(火) 01:11:29|
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