fc2ブログ

動物との共生フォーラム

Friends of Nature & Animals Forum

違法な象牙取引 日本で横行

日本で違法な象牙取引が横行、
覆面調査でも確認


業者からはウソを書くよう持ちかけられ、規制制度は穴だらけ

2015.12.15


★日本における象牙取引の実態を記した
貴重なナショジオ・ニュース記事です。

 長文なので、元記事に飛んで読んで下さい。

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/121400363/

ph_thumb.jpg
PHOTOGRAPH BY SHUJI KAJIYAMA, ASSOCIATED PRESS)

この記事は弁天さんの宝石より転載しました。

(m)

象牙を買わないで

テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2015/12/16(水) 23:04:00|
  2. ゾウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

アフリカゾウとサイを絶滅させないために

本日、10日夜10時より、NHK BS1
「国際報道 潜入ルポ
 中国・象牙密輸の実態」放送!
 



NHK BSで放送された世界ドキュメント、
「絶滅へのギャンブル/アフリカゾウ密猟組織が狙う
戦慄の最終計画」を見ました。

最終計画とは、密猟組織が密猟で得た象牙を隠しており、

ゾウの絶滅により、価格が高騰するのを待って市場に出すというもの。

主な取引先は、中国。高価な象牙細工を入手することは富の象徴。

多くの中国人が、ゾウの牙は生え変わると思っているそうです。

象牙に関しては、中国政府が本腰を入れて、取引の全面禁止、

重罪を科すこと、密猟撲滅キャンペーンなどに乗り出さないと

問題解決は難しい様相です。

一方、サイの角の主な消費国はベトナム。

経済的に豊かになった階層が、ガンなどの特効薬として

大金を支払って買い求めます。

しかし、サイの角には何の薬効も無いことが証明されています。

画像で、銃で撃たれ、まだ生きているまま顔をえぐられたサイ

の死体を見ました。密猟者には、サイもゾウも「金」にしか見えません。

密猟組織は非常に巧妙化し、

アフリカの政治家や警察の一部も加担しており、

取り締まりが難しい現状があります。

アルシャバブのようなテロリスト集団の主な資金源も密猟です。

サイを繁殖し、角を取引している南アフリカの牧場主は角の売買を

合法化することが密猟をなくす近道だと主張していましたが、

保護活動家は、合法化しても、アジアの需要を満たすことは不可能、

野生動物商品については、麻薬取り締まりのように

厳しい措置が無く、マンパワーが不足していて、

密猟のペースに取り締まりが追い付かないと嘆いていました。

効果的な方法としては、保護団体が、現地の子供たちの学費を支払うなどして、

地元の村人たちに、野生動物を守れば観光客が来て生活が豊かになる

ことを説き、彼らの理解と協力を得て、野生動物保護に積極的に

動いてもらうことだそうです。

現状のままだと、ゾウもサイも、10年以内に絶滅する可能性が高く、

その時を、密猟組織は虎視眈々と待っているのです。

日本も、印鑑や象牙細工の需要のために象牙の取引に関わっています。

表向きには合法な象牙と唱えていますが、非合法なものも

入って来ているのはまず間違いありません。

日本も経済大国として、野生動物を絶滅から守る国際的な取り組みに

積極的に参加すべきです。


象牙を買わないで

(m)

テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2015/11/10(火) 01:24:27|
  2. ゾウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

10月4日はゾウとサイの日

img_0_m.jpg

アメリカのオバマ大統領と中国の習近平主席が

象牙の商取引やトロフィーハンティングの廃止に向けて合意しました。

今後、密猟の取り締まりなどを強化させていくとのことです。

言葉に実行がともないますように!

速やかな対応を願います。

★アフリカゾウの密猟問題に取り組んでいる獣医師・
 滝田明日香さんの絵本が出版されました。

 「牙なしゾウのレマ」 
詳しくは、コチラから。



象牙を買わないで


テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2015/09/30(水) 23:01:01|
  2. ゾウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

アフリカゾウの密猟 自然保護団体が安倍首相に要請

世界の24の自然保護団体 が、
安倍首相に日本国内での象牙取引禁止を要請

2015 年 4月 27 日

安倍晋三首相 の米国訪問に際して、
世界の24の自然保護団体がアフリカゾウを
救う国際的取り組みに日本が加わるよう要請した。

(以下、ビッグイシューより転載)
http://bigissue-online.jp/archives/1026654466.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の象牙取引管理システムは、
違法な象牙ロンダリングを防止するものとはなっていない


日本は、1970年以来、アフリカゾウ25万頭以上の
分量に相当する象牙を輸入してきましたが、
その多くは、野生ゾウの密猟によって違法に得られたものです。
また、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約、CITES)
のもとで1989年にアフリカゾウの象牙の国際商業取引禁止措置が
決定されたにもかかわらず、
日本はその後、象牙の輸入許可を2度与えられています。

1989年の取引禁止措置は、1970年代から80年代にかけて、
ゾウの密猟が国際的に深刻化したことを受けて採択されたものです。
日本は、1997年に、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビアから
約50トンのワシントン条約による象牙の輸入許可を得、
2008年には、さらに48トンの象牙の輸入許可を得ています。

この2度にわたる輸入の条件として、
日本は、違法な象牙のロンダリングを防ぐ目的で、
国内での象牙取引管理システムを導入することを受け入れました。
しかし残念ながら、このシステムは有効に機能して来ておらず、
それどころか消費者を混乱させ、象牙の国際需要を増加させ、
密猟の相場の引き上げに貢献する結果となりました。

特に問題なのは、象牙の登録制度で、これにより、
違法な象牙または違法性が疑われる象牙に
合法のお墨付きが与えられてきたと考えられます。
ここ4年間だけをみても、
日本政府は重量換算で50トンを超える5,600本の象牙を登録し、
1995年以降に登録された象牙の総計は
14,000本(重量換算で185トン)にものぼります。
象牙の登録制度には、明らかに大きな抜け穴があり、
この制度は、日本の市場に違法な象牙を持ち込んで
合法化することを可能にしてきました。

日本の象牙市場の規模は大きく、成長している

日本政府は、象牙の全形牙及び裁断品の知られている中では
最大量の備蓄を管理しており、
その量は340トン以上にのぼります。
また、日本には世界でもっとも多くの象牙取引業者がいるとされ、
2014年現在で、その数は7,570人以上と言われています。

さらに、日本のインターネット小売業の楽天株式会社及びヤフー株式会社は、
知られている象牙のネット取引業者として世界最大規模のものです。
両社ともに、象牙製品販売に関する数千の広告をネットに掲載しており、
その9割以上が象牙の印章となっています。
これらは、恒常的に違法な材料からつくられているものと判断されます。
                  (転載おわり)

要請文の全文
http://eia-global.org/images/uploads/Statement_of_Concern_042715_JAP.pdf

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
象牙を買わないで

(m)

テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2015/05/14(木) 00:33:15|
  2. ゾウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

中国がアフリカゾウを絶滅させる。 

中国の象牙取引、「制御不能な状態」 
保護団体が報告書


2014年12月17日23時12分

(以下、朝日デジタルより転載)
http://digital.asahi.com/articles/ASGDH6TT9GDHUHBI03S.html?_requesturl=articles%2FASGDH6TT9GDHUHBI03S.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGDH6TT9GDHUHBI03S
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
動物保護団体「セーブ・ジ・エレファンツ」はこのほど、
中国での象牙の違法取引が「制御不能な状態」になっており、
中国の積極的な措置がなければ、
野生のゾウは今後1世代のうちに絶滅する可能性がある
とする報告書を発表した。

ケニアのナイロビで開かれた記者会見で発表した。

報告書によると、中国での象牙の卸売価格は
2010年からの4年間で3倍に上昇。
小売価格は02~14年で、北京では13・5倍、
上海では8倍になった。
両都市の275店舗を調べたところ、
北京では78%以上の店舗が、
上海では89%以上の店舗が違法営業だった。
08年に自然死したゾウなどの象牙62トンの輸入が
例外的に認められたことなどから、
新たな富裕層の需要に火がついたと分析している。

同団体のイアン・ハミルトン創設者は
「アフリカでは過去3年間で10万頭のゾウが象牙のために殺された。
ゾウの将来がどうなるかは、中国が鍵を握っている」
と指摘している。

中国の象牙取引をめぐっては、
環境保護団体「環境調査エージェンシー」が先月、
中国人の集団が昨年3月、
習近平(シーチンピン)国家主席などの
タンザニア訪問を利用して大量の象牙を買い付け、
外交用に使われる袋を使って
習氏の専用機で運んだとする報告書を発表。
中国政府は「根拠がない」と否定している。
(ナイロビ=三浦英之)

                     (転載おわり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
習近平の専用機で象牙を密輸したのでしょうか?
疑われても仕方ない今の中国の傍若無人ぶり。
アフリカゾウは人類の宝物。
中国が宝物を絶滅させていいわけがない。
The World is Watching China!

(m)

テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア

  1. 2014/12/18(木) 00:42:50|
  2. ゾウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

プロフィール

動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


★リンクフリーです。転載はご自由に。

カレンダー

08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

旬の花時計 V2

最新記事

カテゴリ

大震災 動物関連 (124)
動物愛護管理法 (71)
民主党【犬猫等の殺処分を禁止する議員連盟】関連 (5)
ゾウのはな子 (22)
野生動物 クマ (50)
秋田・クマ牧場 (26)
ゾウ (12)
野生動物 その他 (32)
動物園 (31)
犬・猫などペット (32)
動物行政 (32)
地域猫 (20)
官民協働 (19)
動物関連ニュース (35)
政治・時事 (45)
映画・TV (13)
エッセー (32)
Book Review (8)
オススメ! (1)
イベント案内 (21)
杉並&近隣情報 (10)
自然・環境 (11)
植物・園芸 (7)
未分類 (3)

鯉と金魚にエサをあげられるブログパーツ

クリックでエサをあげられます

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR