日本には諸外国に比較しても数多くの動物園が存在します。
その多くは公立の動物園で赤字経営、
税金が注ぎ込まれ、かろうじて運営を維持しています。
老朽化した施設も多く、動物福祉の問題も指摘されています。
今夏に始まる動物愛護管理法改正の検討でも問われる、
「日本の動物園の将来」
今後、多くの公立動物園の閉園が見込まれる中で、
昭島市の昭和動物園に残されている動物たちの福祉をどう確保するのか、
将来に向けての試金石となるのではないでしょうか。
昭島市 打ち捨てられた昭和動物園の動物たち
http://www.arcj.org/animals/zoo/00/id=878上記の記事は
夜空の輝きさんで紹介されました。
(m)
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- 2017/01/22(日) 17:17:56|
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追記:保護団体のスタッフは、ピザの状態が他施設へ
移さなければならないほど悪化していたのではないかと
懸念しています。ピザは今、どこに・・?2016.11.20
追記・訂正:ピザがいるのは
天津海昌極地海洋世界? 天津動物園ではなさそうなので訂正します。
飼養環境については情報を入手しておりません。
天津動物園の飼養環境はこのまま写真を残しておきます。
中国広州市のショッピングモール内水族館で飼育されていた
ホッキョクグマのピザ。
水槽のような、あまりに狭いガラス張りの展示室に閉じ込められ、
群がる人々のスマホのフラッシュを浴び続けていました。
その哀れな姿が世界の人々の目に留まり、
”世界一悲しいクマ”を救出する署名活動がネット上で広がりました。
百万を超える署名が集まり、世界中の人々からの声に押され、
先週末、ピザはショッピングモールから中国国内の別施設へ
移送されたとのことです。
水族館側は移送先を明かしていませんが、ピザが生まれた
天津動物園の名があがっています。
水族館を改装したら、再びピザをショッピングモールに戻す
とのこと。
さらに、移送先が天津動物園だとしたら、
動物福祉に適った環境とは言えません。

天津動物園のライオン展示スペース

トラの檻に接近し群がる人々
(c)マダムひろこのたわごとin天津
ピザのいた水族館とあまり変わりません。
天津動物園のライオンもトラも気の毒な環境です。
訪れた人々は、クマやサルに自分たちの食べている
スナック菓子などを自由に与えているそうです。
ピザが少しでも野生動物の尊厳を取り戻せる場所は
無いのでしょうか?
中国国内でも、ピザに心を痛めている人々は多い
とのことなので、引き続き、国際保護組織とともに、
ピザを劣悪なショッピングモールに戻さないよう、
今後の動きを注視し、動物福祉に適った施設への
移送を懇願する次第です。
グランドビュー水族館には、ピザの他にも劣悪な
状態に置かれている動物が多数います。
★下記の英文署名サイトに署名をお願いいたします。
ピザの動画あり。”グランドビュー水族館の廃止を求める署名サイト”氏名、メールアドレス、国名選択、都市名、郵便番号
を記入し、Sign Nowをクリックしてください。
http://www.care2.com/causes/pizza-the-polar-bear-trapped-in-a-mall-gets-a-new-home-for-now.html(m)
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- 2016/11/17(木) 17:08:00|
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★ブログタイトルを「動物との共生フォーラム」に変更しました。中国 広東(Guangdong)省広州(Guangzhou)市の
ショッピングセンター内、グランドビュー水族館で飼育されている
”世界一悲しい”ホッキョクグマのPizza(ピザ)を救出するべく、
署名や嘆願書が提出されています。
イングランドのヨークシャー野生動物公園(Yorkshire Wildlife Park)が、
引き取りの申し出をしましたが、水族館が拒否している状況。
(先住グマとの相性もあり、動物園への移送がベストチョイスであるか
は疑問ですが、即刻、この環境から救出する必要があります)
ピザは外の空気も吸えず、ガラス張りの狭いコンクリートの、
水槽のような場所に閉じ込められ、
スマホのフラッシュを浴び続けています。
文字どおり、息も絶え絶えの状況。
哀れなピザを見て喜ぶ人たちは、野生動物をぬいぐるみと勘違いし、
この究極の非人道性に気づいていないようです。
現在の過酷な環境でピザがどれくらい生きられるか分かりません。
以下の署名サイトでピザの様子をごらんください。
サイトの屋外写真がヨークシャー野生動物公園です。
★ピザを救う署名にご協力ください。
ローマ字でお名前、名字、Eメールを記入し、
国名を入れるだけでOK.
↓Animals Asiahttps://www.animalsasia.org/intl/media/news/news-archive/wildlife-park-offers-new-home-to-worlds-saddest-polar-bear-trapped-in-chinese-mall.html関連記事: 動画あり
中国の「世界一悲しいホッキョクグマ」 各国で怒りの声続くAFPBB News 10/29(土)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161029-00010000-afpbbnewsv-int夜空の輝きさんでも紹介されていますが、
転載、拡散をお願いします!
(m)
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- 2016/11/05(土) 22:56:27|
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サファリパーク視察報告
動物福祉の面で問題多数sippo
http://sippolife.jp/issue/2016051900001.html以下、転載。
日本動物福祉協会による報告
2015年4月上旬ごろ、以前から度々国内外から
動物の展示環境について苦情の電話のあった
サファリパークを視察しました。
【問題点】
●草食動物放し飼いコーナー
・車から餌付けをすることができるが、
多数いる動物達の栄養管理が行き届かない
などの懸念がある。
・小型の草食動物は、車の陰に隠れてしまうことがあるため、
轢かれてしまう危険性がある。
●サルのふれあい楽園
(ワオキツネザル・エリマキキツネザル・モルモット・ひよこ)
・サルとのふれあいについては、人獣共通感染症などの
公衆衛生上の問題と、咬傷などの危険性ある。
・また、ふれあいコーナーには、スタッフが一人もおらず
注意する人がいないため、観光客により
モルモットやひよこが乱雑に扱われていた。
●チンパンジー展示コーナー
・コンクリートのケージの中には、身を隠す場所がなかった。
・遊具もなくエンリッチメントが不十分であった。
●コンドル
・羽を広げて飛べるスペースがない
●クマ、ライオン、トラ
・身を隠す場所がなく、ほぼすべての動物に常同行動
(同じ行動を繰り返すこと)が認められた。
●ゾウ
・1m弱の鎖に繋がれっぱなしで、身動きがとれない。
【総評】
視察訪問したのが4月初めの閑散期ということもあり、
観光客よりスタッフの数の方が多い印象でした
。しかし、パーク内で見かけた多くのスタッフは、
動物のいる場所にはほとんどみられず、
動物福祉の面と公衆衛生の面からも、
数多くの問題点が認められました。
改善案としては、まず、スタッフ教育の充実を図り、
スタッフ一人一人がプロ意識を持つこと。
例えば、担当コーナーを決め、担当者は責任をもって、
担当動物の生理生態習性を学ぶこと、そして、
担当コーナーに常駐し、ソフト面の充実を図る。
そのことによって、担当動物への理解が深まり、
よりよい環境とは何か、肉体的・精神的健康であるかなど、
気が付くポイントが多くなれば、
今後の具体的な改善に繋がっていくと考えています。
また、ハード面では、身を隠す場所を設け、
必要最低限の充実をまず図ることが最優先事項と考えます。
特に高等知能動物のチンパンジーには、身を隠す場所だけでなく、
遊具などのエンリッチメントの充実が必要不可欠です。
そして、何より、ふれあいコーナーの動物がいるスペースに
スタッフがいないということは、動物福祉だけでなく、
公衆衛生上問題であるため、こちらは特に早急な
改善指導を管轄行政にお願いし帰京しました。
その後すぐに、所轄保健所職員が立ち入り調査・指導を実施し、
その内容についてご報告いただいております。
改善には、時間のかかるところもありますので、
継続的な視察及び指導を要望しております。
最後に、日本の動物園のいる展示動物は
ストレス等による常同行動がよくみられます。
しかし、それは異常な行動であり、
そのような行動を引き起こす環境で飼養することは
動物虐待であることを一般の方々にも
知ってもらいたいと考えています。
日本動物福祉協会
転載以上。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ひどい飼育環境ですね。
どこのサファリパークでしょう?
上記の記事は、
弁天さんの宝石で紹介されました。
(m)
テーマ:動物愛護 - ジャンル:ペット
- 2016/05/23(月) 19:49:43|
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見学者の前でシマウマ斬首
トラの餌にしたノルウェーの動物園livedoor news
http://news.livedoor.com/article/detail/11478904/以下、抜粋します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・問題の動物園は、ノルウェー最南端のクリスティアンサンにある
「Kristiansand Dyrepark」という遊園地もある動物園。
飼育員が行ったシマウマの斬首をある見学者が偶然にも撮影して
Facebookに投稿し、子供たちも凍り付いた表情で
それを見守っていたことから波紋が広がった。
園のスポークスマンはその後、「そうした行為はありました。
シマウマの個体数が増えすぎたことが原因ですが
トラが動物の新鮮な生肉を食べるのは自然なこと。
隠すことではないはずです」と述べている。

・・・中略・・・。
デンマークの「コペンハーゲン動物園」では2014年
、健康であったものの近親交配の傾向をみせてい
る2歳の雄のキリン「マリウス」がボルト銃で安楽死となり、
幼い子どもを含む大勢の見物客が見守る中、
その死骸をライオンに餌として与えて世界中から批判が殺到していた。
出典:http://www.petaasia.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
転載、以上。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・動物園にもISがいる!?
このところヨーロッパの動物園から届くニュースは
余っているから、平凡な遺伝子だからと殺処分される
園内動物の話ばかり・・
どこまで行き過ぎるのか、動物園。
動物福祉を軽んじ、人々を震撼させる動物園。
世話をしている動物への愛情は無いのか?
動物園は虐待の宝庫。
手っ取り早く余剰動物を消す方法。
エサ代の節約も兼ねる。
WAZAが非人道的な殺処分を放置するなら、
私たちは動物園に背を向けよう。
「もう動物園は要らない」と。
(m)
テーマ:動物愛護 - ジャンル:ペット
- 2016/05/03(火) 01:02:44|
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