アメリカ共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏の息子たち。
二人の趣味はトロフィーハンティング。

tvgroove
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/6710.html以下、抜粋引用。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ドナルド・トランプの息子、ドン(34)とエリック(28)は
ジンバブエ共和国に狩猟に出かけ、
象やバッファーロー、豹といった野生動物を次々に捕獲。
その写真を誇らしげに公開した。
公開された写真は、ドンがナイフを片手に、
切り落とした象のしっぽを掲げているものや、2人が
撃ち殺され、ぐったりとした豹を笑顔で抱きかかえているもの、
撃ち殺したバッファローの上に銃を抱きながら座って記念撮影をしたもの、
ワニを木から吊るしているものなど、目を覆いたくなるような光景ばかり。
引用ここまで。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・この息子たちの父親が大統領をめざしている。
アメリカ人は正気なのだろうか?
(m)
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- 2016/10/01(土) 21:36:23|
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闇が深いオオカミ議論/
68頭のみの野生の70%を射殺へ。
ノルウェー国会が許可、波紋を広げる鐙麻樹 | 北欧ノルウェー在住 ジャーナリスト&写真家
2016年9月21日
Yahoo ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/abumiasaki/20160921-00062411/(以下、抜粋)
ノルウェー国会が下した「野生オオカミ駆除」の決定が、
国内外で波紋を広げている。
ノルウェーには、国内で生息する野生オオカミは
65~68頭ほどしかおらず、
加えてスウェーデンとの国境を行き来するオオカミは25頭。
国会は、国内のみで生息するうちの7割にあたる、
47頭の射殺を法的に許可することで合意した。
しかし、これは動物の大虐殺だと、
環境保護団体などは批判の声をあげている。
*長文の記事です。続きは飛んでお読みください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶滅の危機に瀕しているオオカミに遭遇することもない
ノルウエーの人々の決断。
ヒツジを襲う害獣という理由も、整合性に欠け、
農家の地位の高さと、オオカミにたいする観念的な恐怖や
嫌悪感が絶滅させたい理由のようです。
加えて、日本人に不可解なのは、ヘラジカやオオカミなど
昔から野生動物を狩って暮らしてきた狩猟民族的な
考え方でしょう。
(m)
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- 2016/09/21(水) 16:36:03|
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Despite JAZA acquisition ban,
sales of Taiji drive-hunt dolphins up 40%JAZAが禁止しても、太地のイルカ追込み漁、取引40%増
The Japan Times
http://www.japantimes.co.jp/news/2016/05/12/national/despite-jaza-acquisition-ban-sales-taiji-drive-hunt-dolphins-40/#.V0BvNC9JlMt
以下、翻訳転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年4月までの8ケ月間のデータによれば、
和歌山県太地町での追込み漁によるイルカ類の取引頭数は
約4割増えている。
昨年5月、JAZA(日本動物園水族館協会)が追込み漁による
イルカの購入を禁止したが、和歌山県のデータによれば,
9月~4月までの漁期に、936頭のイルカが追込み漁で捕獲された。
前年の937頭とほぼ同数である。
936頭の内、117頭は、JAZAに非加盟の水族館や、
取引業者に売られ、この頭数は、前年の84頭より増えている。
この数字を見ると、禁止措置が追込み漁の抑制に効果があったのか
疑問である。
この漁法は残酷であるとして、国際的に批判されているが、
太地町の住民は伝統漁法の一つだと述べている。
追込み漁では、漁師が金属の棒で漁船を叩いてイルカを入江に
集めて捕獲する。
2009年のアカデミー賞・ドキュメンタリー部門でオスカーを獲得した
「Tne Cove」における血に染まった屠殺の場面が追込み漁に対する
国際的な非難を巻き起こした。
県の職員によれば、捕獲頭数が増加しても、その前年が不漁で、
過去5年間の平均で見れば、150頭ほど少ないのだという。
太地漁業組合のKAi Yoshifumi 氏は、漁法が禁止されても、
昨年はなんの混乱も起きなかったと述べた。
Kai氏によれば、JAZA(89の動物園と62の水族館が加盟)が漁の
禁止を続ける限り、イルカ漁の将来は不透明だという。
太地からイルカが入手できなければ、自家繁殖の出来ない複数の
日本の水族館は窮地に陥ることになる。
イルカのショーは人気で、水族館にとっては貴重な収益だ。
JAZAから脱退すれば、太地のイルカを入手できる。
太地町が運営するクジラ博物館は昨年9月に先陣を切って
脱退した。
転載以上。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(m)
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- 2016/05/21(土) 23:33:34|
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和歌山県太地町のイルカの追い込み漁によって野生のイルカを
水族館に供給しつづけるなら除名すると、世界動物園水族館協会(WAZA)
から最後通告を突きつけられた日本動物園水族館協会(JAZA)だが、
残留希望99票, 離脱希望43票の大差で残留を決めた。
動物園は正直、ホッと胸をなでおろしているだろう。
現在、太地町の追込み漁でイルカを調達している日本の水族館
は24施設、イルカの数としては200頭になる。
先日のブログ記事で書いたとおり、4施設がJAZAからの脱退を検討中。
太地町の「町立くじらの博物館」も含まれる。
マスコミで大きくとりあげられた除名騒動だが、ほぼすべての報道が、
水族館でイルカの入手が困難になる、さあ、困った、どうしよう、
イルカのショーが見られなくなるかもよ、程度の浅さであるが、
21日朝日新聞の朝刊から、的を得た記事を見つけたので、
以下に抜粋。(下線は当ブログ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・http://digital.asahi.com/articles/DA3S11765125.html?_requesturl=articles%2FDA3S11765125.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11765125■
<考論>見る側の意識も問われるJAZA前会長の山本茂行・富山市ファミリーパーク園長の話
日本の水族館や動物園は、太地町から安くイルカが手に入れられるので
保全への取り組みを棚上げしてきた。
WAZAは、2005年に世界動物園水族館保全戦略をまとめ、
自然から生物を収奪するのではなく、
自然保護センターとしての役割を水族館が果たしていくことを求めた。
欧米では、野生の生き物を捕まえて飼い、
ショーをするということを否定する動きが強まっている。
イルカなどの海洋生物は頭がいい生き物ととらえている。
そういう世界の動向を分析し、
日本の戦略を構築することができていなかった。
イルカショーは、イルカ本来の行動や習性を伝えるものだったのか、
ただの見せ物だったのか。国民の水族館に対する意識も問われる。海洋生態系の保全は国際的にますます重視されつつあり、
イルカは問題の一端に過ぎない。
(抜粋おわり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おそらく、数十年先には、イルカショーは「過去の遺物」となる可能性大。
欧州では、サーカスで動物を使うことも法律などで禁止が相次いでいるし、
野生動物を人間の娯楽のために利用しないことは、
世界の動物園や水族館の大きな流れであることは間違いない。
イルカの繁殖技術の向上に取り組むことも必要かもしれないが、
もっと大切なのは、将来の動物園や水族館に対する発想の転換だと思う。
その存在意義を問うてみることだ。
イルカなら、自然の中でウオッチングする方が、比較できないほど感動的。
野生動物は大自然の中で見るからこそ、人の心に強く刻みこまれる。
たとえ、それが一瞬の邂逅であっても、一生忘れられない思い出ともなる。
今回の騒動に関しては、例によって、日本が世界中からイジメにあっているとか、
シーシェパードに味方するのかとか、太地の伝統文化だとか
(イルカの追い込み漁は昭和40年代からだが)、
相変わらず、頭が「鎖国状態」の主張ばかりが目立つ。
戦前もそうだった。欧米先進国の判断にいじけて、理性と客観性を持てず、
どんどん歪んで、間違った方向に流れ、自滅した。
日本のように資源も乏しく、輸出で生きている国にとって、
国際関係は極めて重要であるのに、
太地町の漁師が獲る年間千頭ほどのイルカのために
国際的なイメージを大きく損なっている。
このあたりのことは、入江昭著「After Imperialism」を読めばよく分かる。
(ちなみに、入江昭氏は日本出身であるが、
ハーバード大学やシカゴ大学の教授を歴任し、
アメリカ歴史学会の会長も務めている。この辺が、日米の度量の違い)
上記は歴史書。遅れて植民地獲得に乗りだしたドイツや日本が、
先進国の帝国主義の新しい理念を理解できずに
戦争に突き進んでいく過程を綴っている。
どちらが良いとか悪いとかいう話ではなくて、
歴史上の必然的な流れの問題。
アジアの中の日本ではあるが、こと動物福祉や野生動物については
ヨーロッパの幾つかの国や、アメリカの幾つかの州に比べ、
関心が低く、考えが後進であるのは認めた方がいい。
太地町で捕れたイルカはアジアをメインに16の国と地域に輸出されている。
その数は483頭で、その9割が太地町から送られ、輸入最多は中国。
日本の水族館が、ハコモノ観光施設から脱皮する日は来るのだろうか。
(m)
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- 2015/05/21(木) 23:37:44|
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