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新燃岳の噴火にともなう動物の状況

(社)日本動物福祉協会のお知らせによると、

「霧島山(新燃岳)の噴火にともなう動物の状況について、
鹿児島、宮崎の各県庁と連絡をとりあい、状況の確認をおこなったところ、
今のところ、動物の逸走や被災の情報は入っておらず、支援依頼はないそうです」

ということですが、現地の状況が心配ですね。
畜産動物も多いところです。

今後、大雨などにより、土石流による災害も懸念されています。
人の避難、支援はもちろんですが、
動物たちの避難、対応も、態勢をととのえていただきたく思います。

現地の皆さまに、早く、平穏な生活が戻ることを、心から祈ります。

(m)
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「動物愛護団体」と寄付

動物との共生フォーラムの「殺処分を減らすために」の記事で、
寄付をするなら、信頼できる団体に…
と書いてしまい、困っています。

私自身は、地域で、細々マイペースで猫のTNRや里親探しを行い、
その流れで杉並どうぶつ相談員をしておりますが、
犬猫の保護団体の活動経験や知識があまり無くて、
この団体なら大丈夫、信頼できますよ、とは言えないからです。

昨年、一念発起して、状況はどうなっているのかと、
セミナーに参加したり、民主党の勉強会も傍聴させていただきましたが、
長らく活動されている方々から、たびたび耳にしたのは、
「愛護団体による劣悪飼育」
犬や猫を保護、引き取って飼育、譲渡している団体が、動物の世話もしないで、
放置している、販売に近い状態で譲渡している…
ドッグパークの飼育崩壊に際してレスキューに入った団体が募った寄付金の使途を
めぐり、裁判になった…
このような事例を受け、現在、検討されている動物愛護管理法改正において、
「動物愛護団体」を動物取扱業に入れて登録、規制する旨、論議されています。

一体、いま、日本にいくつの保護団体が存在するのでしょう
その中には、真摯に活動をされている団体も多いはず…
けれど、それらを、どのように見分けたらいいのでしょうか。
ホームページが立派だから?
財務報告がしっかりしているから?
NPOだから?

いずれも判断の材料にはならないと思うのですが・・

先日、BSフジの「プライムニュース」で、一般的な寄付について、
元ヤクルト監督の古田敦也氏が、
「やはり、その団体の活動を実際に見て、人を知ることが大切では…」
と、発言されていましたが、
たとえば、シェルターを見学し、飼育状況などを確認し、スタッフと話したり…
となると、遠方では出向くのが大変ですね。

私は、地域の互助会的に、小銭を寄付している程度ですが、
いずれにせよ、ウエブサイトやTV報道を見て、わ~ッと寄付する前に、ちょっと待て!
オレオレ詐欺が示しているように、
どうも私たちは、自分で思っているより、はるかに騙されやすいようです。

杉並区では、区が基金を設けて、そこに寄付をしてもらい、寄付者の希望に添ったNPOに分配していますが、
例えば、自治体が「動物保護基金」のような受け皿を設けて、管理センターの殺処分削減につなげるような仕組み
があれば、市民も寄付がしやすくなるのではないでしょうか。

aru400
ご隠居犬アル

寄付といえば…
飯田基晴監督の映画「犬と猫と人間と」の製作を依頼した、稲葉恵子さん。
見ず知らずの飯田監督に、1千万円に近い製作費を出すとのことで、
すっかりめんくらった監督は、
『もし動物のためにお金を使いたいというなら、映画製作よりも動物愛護の団体とかに
寄付するほうが、確実で有効じゃないですか?』
稲葉さんの答えは、『あたしも以前はかかわっていた団体もあったけれど、信用できない
ところもあるから』 (飯田基晴著「犬と猫と人間と」より)

日本でも、遺産を動物団体に寄付するという話はたまに聞くけれど、
稲葉さんのように、映画を作って欲しい……つまり、世の中の人に伝えて欲しいという
依頼は新鮮に感じました。
おそらく、監督の作品を見て、「この人なら…」と見込んだのでしょう。
『あたし、勘はいいほうですからね』とはご本人の弁。
たいへん残念なことに、稲葉さんはガンを患っておられ、映画の完成を待たずに逝去されましたが、
彼女の思いは、監督の気持ちのこもった映像となって、今も各地で自主上映が続いています。
日本の動物たちの今を知るには必見の映画です。著書には、完成にいたるまでの紆余曲折がつづられています。
ぜひごらん下さい。  (m)

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[日本のクマを考える」日本クマネットワーク シンポジウム

繰り返されるクマの出没・私たちは何を学んできたのか?

  -2010年の出没と対策の現状ー

2月12日(土)、上野動物園・動物園ホールに於いて、日本クマネットワークと東京動物園協会の主催で   
公開シンポジウムが開催されました。

当日は、小雪の舞う寒さでしたが、会場は補助席も含め、ぎっしり満員で、関心の高さが窺われました。

1月末の環境省の速報では、昨年、捕獲されたツキノワグマは3,503頭、その内、3,039頭が捕殺され、
ヒグマの捕獲数は517頭、うち、514頭が捕殺されました。

ツキノワグマは、2006年の捕獲数4、846頭(4,340頭捕殺)に次ぐ、突出した数となりました。

シンポジウムでは、各地でクマの保全管理活動に携わっておられる7氏が講演され、その後、総合討論が
おこなわれました。

以下、要旨:

昨年のツキノワグマの大量出没は東北地方を除き、ほぼ全国で起きたが、とくに近畿地方では未曾有の大出没
を記録。

出没の主な原因は、ブナなど堅果類の凶作。奥山の極端なエサ不足。
加えて、里山の放置により、人の生活圏とクマの生息地の間に緩衝帯がなくなったこと。
トウモロコシや果樹など、クマの好物が盛んに栽培されていること。
狩猟圧の低下、など…

とられた対策としては、木の実の豊凶モニタリングによる出没予測、クマ対策チームや
対策員の配置、放獣、電気柵の設置、「出没対応マニュアル」の作成、地域住民との情報共有、廃棄された農作物や生ゴミの適正な処理、藪の刈り払い、など…
DSCN1801_convert_20110219154514.jpg
当日の様子

課題として、現場のマンパワー不足、専門家の不足、放獣の限界、奥山の保全と多様な
生物が棲める森作りが必要、木の実の継続的な豊凶モニタリングによる出没予測と対策、クマの経年的な
動向のモニタリングと科学的データを元にした広域での分布管理と情報共有・協働、話題性に偏った
マスコミの誤報道、など…

最後に、2006年の大量出没の後に、クマネットワークから出された提言が、昨年の大出没に際して、 
活かされたかどうか、十分/まあまあ/不十分の3ランクに分け、会場の挙手による評価が行われました。
その結果、とくに、「個体数への影響」「行政の予算と体制」「人材育成」「マスコミ報道のあり方」
について、不十分との評価が目立ちました。

シンポジウムの報告書は後日、日本クマネットワークより刊行されるとのことです。

新刊!  
「日本のクマ~ヒグマとツキノワグマの生物学~」

[編者]坪田敏男・山崎晃司
[発行]東京大学出版会
[定価]6,090円
人間とクマとの共存をめざして、生態学、生理学、獣医学、保護管理学など、さまざまな分野の最前線で
活躍する研究者が書き下ろした「クマ学」の決定版!

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「買う方も買う方、売る方も売る方…」~第2回動物愛護管理のあり方検討小委員会議事録より 

「買う方も買う方、売る方も売る方…」

これは、第2回動物愛護管理のあり方検討小委員会で、
インターネット販売について、
山口千津子委員(日本動物福祉協会獣医師調査員)の言葉です。
(現在、環境省では、2012年の動物愛護管理法改正に向けて、
検討が行われています)

山口委員の発言を議事録から抜粋します。

「……ブリーダーさんのところから、直接顔を出して売れないような、
いろんな問題がある子も平気で出します。ネットだと、その写真が、
その子の写真かどうかもわからない、かつ、どんな飼育管理しているかも
わからない。そして来たら、ノミだらけのガリガリだったという事例が
実際にあります。それから、ブリーダーさんのところで競り(セリ)を
やっていて、100円で競り落として、来たら、もう病気だらけの子だった
ということで、電話が入ったりします。
インターネット販売で買われた方の相談を受けている中には、
はっきり言って犬を飼う資格がないと思うような方も、
多々いらっしゃいまして、買う方も買う方、売る方も売る方ということが
かなりあります……」


まさに本音…
需要(消費者)があるから、供給(業者)がある。
インターネットは便利には違いないですが、
犬や猫を、自分の目で見ずに飼うんですか?!
この先、何年も一緒に暮らすというのに…?


こちらは、太田勝典委員(全国ペット協会副会長)の発言…
   *ZPKは業界団体ですが、深夜販売、移動販売、インターネット販売には反対しています。
    しかし、登録会員(動物取扱業者)は3割に満たない状況。

「インターネットに関しては、現在、運搬方法が確立されておりません。(中略)
飛行場は限られておりますので、ほとんどが宅配便扱いになります。宅配便は、
前の日、夜8時に営業所へ持って行き、翌朝8時に営業所で引き取ります。
特に夏、冬は子犬に対して、大きな負担となります。前回の法改正では、運搬に
関しては、空調車で運ぶことと明記されていますが、現状は空調のないトラック
便で運搬されています」

インターネットの仲介業者により、犬や猫の実物確認がないまま、
購入者に直接送ることも問題ですが、繁殖家から直接に、
対面しないで購入するのも、また問題。
(実は、ハチ公もそうでした…)
購入希望者がいる限り、供給はなくなりません。

業者の規制は然るべきですが、行政も、保護団体も、一般飼い主も、
一丸となり、もっともっと、 
購入者サイドにアピールすべきではないでしょうか。 (m)






議事録
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上野動物園 パンダの来日とツキノワグマの赤ちゃん死亡

今夜、2頭のパンダが上野動物園にやって来ます。
ともに5歳で、オスが「比力(ビーリー)」、メスが「仙女(シィエンニュ)。
仙女、なんて神秘的な名前ですね。鼻の高い丸顔の美人(熊)だそうです。
でも、名前はこれから公募され、日本名になるそうで、公開は3月下旬から。
中国からの貸与期間は10年。東京都は毎年8千万円を中国に支払います。
これは、パンダの保護、研究に充てられるそうですが…。

新パンダの来園に沸く上野ですが、14日に産まれたツキノワグマ、クーの
赤ちゃんが2頭とも死んでしまいました。
クーは、冬眠部屋で冬眠中。1頭はすぐに死亡、残った1頭に添い寝したり、
授乳したりする様子を室内カメラがとらえていました。
上野動物園での冬眠中の出産は初めてで、親子の生態観察が期待されたのですが、
悲しい結末となってしまいました。

悲喜こもごも、ですね…。

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動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


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