【動物愛護管理法改正】~日本における動物愛護活動 その2~

ジュルのしっぽさんより、転載です。

やりたい放題は許さない。

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 本当に訴えかけなければならないのは、≪規制する側≫の
環境省や国会議員、そして、業界を啓蒙すべき獣医師や関係団体です。

≪規制する側≫が人脈のしがらみや、党利党略、議員間関係で
混沌としているのは大問題です。
こんな状態で業界規制など、まともにできるわけがないとわたし達は思います。

動物愛護界、といってよいかわかりませんが、そう呼ばせてもらえば、
日本は、シェルターや譲渡活動をするボラさん達のパワーは充実しているのですが、
法律や行政に対する能力は、足りないと感じます。
≪規制する側≫から、完全にナメられています。
                                             (転載おわり)
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私は日本クマネットワークというNGOの外野席会員ですが、
この組織の会員数は約300名、
フィールドも含めてクマの研究者が多数を占めていますが、
行政、マスコミ、学生、そして、一般市民の会員もおり、
メーリングリストや、年に数回送られてくる冊子、時おり開かれるシンポジウム
を通じて、最新のクマ情報や知識を共有できます。(年会費は3千円・学生2千円)

役員や会員は、多忙な仕事のかたわら、
地域での啓発活動にくわえ、クマの出没が多い年には、日夜、学習放獣などの現場活動に
追われながらも、団体として、政府に捕殺削減の要望書を出したり、
地域ごとに一般市民も招いて懇親会などもひらかれます。
会員に向けて、組織への要望や協力できることなどのアンケートも実施されています。

一言で言えば、日本のクマ関係者が集結しているような団体で、
民主的、かつ、オープンな印象です。
代表や役員を選ぶ選挙は2年に一度。各部門に別れ、委員会があります。
代表や、会員の研究者は、新聞にもたびたび投稿されますし、
クマの保護依頼などにも応じています。
このネットワークの特徴は、団体ではなく、個人として入会する点です。

そこで、ペットの分野に目を転じてみると、
このように民主的な運営がされている市民団体はあるでしょうか?

日本のほとんどの民間愛護団体は、規模の差こそあれ、オーナー団体です。
代表が引退すれば、存続さえ危うい個人商店も・・。
牽引役であるはずの団体の理事もこのような発言をされています。
                  
http://ameblo.jp/clubalp/entry-11163837675.html

一握りの専門知識を持たれる方々が、ロビー活動をし、署名活動やセミナーを開き、
超多忙に動かれていますが、
こうしたセミナーに集まる参加者の多くは、動物愛好家や活動家であって、
いわば仲間内。発信も内向き。
一般市民への情報提供やマスコミへの働きかけが必要でも、
現状は人手、人材不足・・
また、動物の専門家が、組織運営や広報など、戦略的?能力をお持ちとも限りません。
その結果、なかなか世論形成をできずに来たのが、日本の動物愛護活動ではないかと思います。

最近の、Freepetsさんの活動や、ペット法塾さんの意見交流会などは、
市民参加や世論への働きかけという観点から期待しています。

今後は、地域における官民協働のひろがりとともに、
既存の組織やネットワークのあり方を見直すことも必要ではないでしょうか。

日本における動物愛護活動
http://doubutsuforum.blog.fc2.com/blog-entry-99.html

NEC_0034.jpg  ペス

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【原発警戒区域 動物救援】~警戒区域をバリケードで封鎖 4月から~

バリケードで封鎖 「帰還困難区域」への公道 政府方針
2012年2月25日
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2012/02/post_3278.html
 (福島民報より転載)

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 政府は東京電力福島第一原発事故の避難区域見直しに合わせ、
放射線量の極めて高い「帰還困難区域」に通じる公道をバリケードで封鎖する方針を24日までに固めた。
4月の区域設定に合わせ、数千カ所で実施する予定だ。

 高線量地域に人を近づけない目的のほか、
帰還困難区域内の住民の家財を守る防犯上の狙いもある。
避難区域の見直しでは、福島第一原発から半径20キロ圏内を対象にした警戒区域が解除される見通し。
原子力災害対策特措法と災害対策基本法に基づく立ち入り規制の根拠がなくなることから、
線量の高い地域に限って対策を講じる。

 住民が一時帰宅する場合は、一部のバリケードを開放するという。
                                                (転載おわり)
*****************************************

以前から、給餌、保護のボランティアさんたちが危惧していたことが、
現実になるようです。
線量の比較的低い地域は警戒区域から外されますが、
福島原発3キロ圏内など、線量の高い地域はバリケードで封鎖され、
立ち入りができなくなります。

現時点で、まだ多くの動物が、封鎖される予定の地域に残されているとのことです。

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中国のクマ牧場~生きているクマから胆汁採取の是非~

「献血と同じ」「残酷」…クマの胆汁採取、中国で論争

http://www.asahi.com/international/update/0223/TKY201202230780.html
 (2012年2月24日 朝日新聞より転載)

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 生きたクマから胆汁を抜き取ることの是非が中国で議論になっている。
胆汁を原料とする漢方薬は心臓病や肝臓病に効くとされ、
国内で約1万頭が飼育されているが、
「動物虐待だ」として中止を求める声が高まりつつある。

 中国国家林業局の統計によると、乱獲で減少したため、
漢方薬メーカーなど68社がクマ牧場を運営している。
ツキノワグマ約600頭を飼育している福建省恵安県の牧場では、
朝晩2回エサを与える間、あらかじめ腹に埋め込んであるチューブに金属製の管を差し込み、
約70ミリリットルの胆汁を採取している。
牧場を営む漢方薬メーカーによると、クマが採取中に暴れることはないといい、
「痛みは無いだろう」と説明している。

t_APX201202230006中国のクマ中国福建省の牧場で22日、えさを求めるクマたち=AP

胆汁は粉末化され、市場に出回るが、最高級のものは1キロあたり180万円になるという。
漢方薬業界団体の中国中薬協会は、
「クマの胆汁は漢方薬の欠かせない材料」と主張。
生きたクマからの胆汁採取については、
「人間の献血と同じ」としている。

一方、アジア動物基金は、ここ10年間で牧場から保護した227頭のすべてが、
胆のう炎などを患い、4割近くが肝がんで死亡したと指摘、
「残酷だ」と非難している。
                 (広州=小山謙太郎)               (転載おわり)

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そもそも、本来は野生動物であるクマを、
写真のような過密な状態で飼育していることからして問題なのですが・・
国際的な非難を受け続けてきた中国や韓国の胆汁採取目的のクマ牧場は、
AAF(アジア動物基金)などの長年の活動により、牧場数はかなり減って
きてはいるのですが、それでもまだ68社・・。

日本の観光クマ牧場についても、過密な飼育頭数や、クマ本来の生態を
無視した飼養、展示方法は多くの批判を受けています。

クマ牧場に関する参考サイト
http://eritokyo.jp/independent/ikeda-col0564.html

Wikipedia クマ牧場
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%9E%E7%89%A7%E5%A0%B4

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【原発警戒区域 動物救援】~動物愛護管理法改正 災害時のペット対策を義務化~

災害時のペット対策を義務化、動物愛護法改正へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120226-OYT1T00320.htm?from=tw
(読売on lineより転載)  太字は当ブログ

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大規模災害時にペットだけが被災地に取り残されることのないよう、
環境省は動物愛護法を改正し、
自治体に対処計画を義務付けることなどを盛り込む方針を固めた。

 議員立法の形をとる改正案では、
都道府県が定める「動物愛護管理推進計画」に災害時の対応が盛り込まれるほか、

〈1〉各自治体が委嘱する動物愛護推進員に、飼い主と行政のパイプ役を担ってもらう

〈2〉既存の愛護施設で災害時を想定した人員配置をする――などが追加される見通しだ。


 環境省動物愛護管理室は
「地域防災計画でペット対策を盛り込んでいる自治体は多いが、取り組みには濃淡がある。
法改正で日頃から備えるきっかけになれば」としている。

(2012年2月26日12時49分 読売新聞)
                                                (転載おわり)

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動物愛護推進員の設置と役割は、ますます重要になってきそうです。
レベルアップ研修や勉強会も必要です。

(m)
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【原発警戒区域 動物救援】~ペットの一斉保護 3月上旬から~

警戒区域のペットを一斉保護へ

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120224/t10013249601000.html
(NHKニュースweb)   2月24日

(以下、転載)
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原発事故によって、福島県の警戒区域にいまだに取り残されている犬や猫のペットについて、
環境省は、事故から1年となるのを前に、
全国の自治体の職員に協力を求め一斉保護を実施することになりました。

環境省などでは、原発事故で立ち入りが禁止された福島県の警戒区域で、
飼い主が震災で亡くなったり避難の際に連れて行けなかったりしたペットのうち、
441匹の犬と526匹の猫を保護してきました。

しかし、依然、数百匹が取り残されているとみられ、
繁殖期の春を迎えるとさらに数が増える可能性があるうえ、
野生化したペットが一時帰宅した住民などを襲う危険性があるとして、
環境省は原発事故から1年となるのを前に、一斉保護を来月上旬に実施することを決めました。
すでに、全国の自治体に職員派遣の協力要請を行ったということで、
こうした大がかりな保護活動は初めてです。
環境省は、警戒区域内のペットの生息状況を詳しく把握したうえで、
今後、保護活動をどう続けるかや、
飼い主が見つからないペットの引き取り先をどう確保するか検討することにしています。
                                                        (転載、おわり)
                                         *********************************************************************
これまで何度か実施されてきた、国による保護活動。
今回は、繁殖シーズンにも入り、かなり大がかりになるとの報道ですが、
人間不信で野生化したペットを保護するのは難しく、
成果を期待したいところです。
しかし、何度も書いてきましたが、
初めから飼い主と一緒に避難できていれば、このような事態は避けられたのです。

☆環境省「動物愛護管理のあり方検討小委員会」第25回議事録がアップされています。
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-25a.html

最終委員会。総まとめ。各委員、最後の一押しで力説されています。
委員の立ち位置の違いもはっきり分かり、読みごたえがあります。

(m)
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動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


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