2012年も早や師走!皆さま、ご多忙のことと思います。
当方も何かと忙しく、ブログの更新が滞っております。
阿仁熊牧場:クマ受け入れで県と北秋田市が締結覚書案示す /秋田
毎日新聞 2012年12月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20121212ddlk05040047000c.html(以下、毎日jpより転載)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鹿角市の秋田八幡平クマ牧場(閉鎖)に残るクマを北秋田市の阿仁熊牧場で受け入れるにあたり、
県と北秋田市は10日、両者で年内に締結するクマ受け入れに関する覚書案をそれぞれ議会で示した。
覚書案では県が北秋田市に対し「全面的な支援を行う」と明記。
受け入れに伴う阿仁熊牧場の施設整備費を県が全額補助することが盛り込まれている。
受け入れることで負担が増す阿仁熊牧場の運営費については
「入場料の増収などにより確保することを基本」とした上で、県と同市が協力してイベントを開催したり、
寄付を募ったりして対応する。「特別な事情が生じた場合」は、
協議の上で県が同市に職員派遣や財政支援などをすることも含まれている。【坂本太郎】
(転載おわり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・八幡平クマ牧場に残されているクマを受け入れるための施設改修、その後の運営に関して、
北秋田市は「県による支援の確約」を求めています。
秋田県は全面的に支援する意向のようですが、「入場料の増収」を見込むには、
現在、計画されている自然観察型施設に加え、「人とクマとの共生」をテーマとする啓発・研究センター
を併設するなど、単なる観光施設的な概念を越えて世界一級のサンクチュアリ型・啓蒙センターを実現して
いただきたいと願っております。
12月の県議会で、佐竹知事は議員からの質問に対し、
阿仁の改修や運営に関しては県費だけでなく、国(環境省)に支援を要請していることを明らかに
しています。今後も働きかけを続けるとのことですが、
国際的に評価されるような施設に改修するのであれば、国の参画と支援は必須ではないでしょうか。
関連記事(朝日新聞)
http://www.asahi.com/area/akita/articles/TKY201212140581.html(m)
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- 2012/12/12(水) 18:03:20|
- 秋田・クマ牧場
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どうぶつ救援本部の第3期義援金の交付先が決まりました。
「応用動物行動学会警戒区域内 家畜保護管理特命チーム」へ3300,000円の交付(申請額は3000,000円)
が決定。
プロジェクトの概要
↓
http://www.agri.tohoku.ac.jp/animal-welfare/pg527.html、
一方、警戒区域内で、被災動物の世話をされている松村直登氏の申請は今回、却下されました。
その理由は、「牛を助けているから」だそうです。
↓
ときぶーの時間
http://blog.goo.ne.jp/tokigootokiboo/e/3c4b97a0caad973112c7d20335043fe4今回、どうぶつ救援本部の義援金申請要項によれば、
「原則として被災した家庭動物(ペット)への救護活動を対象といたします」とあります。
ですから、松村氏の申請が却下されたのはやむを得ないとしても、
なぜ、同じく牛を対象としている応用動物行動学会特命チームの申請は承認されたのでしょうか。
研究者によるプロジェクトならYesで、市井の人による救護はNO?
矛盾していませんか? 特別措置でしょうか・・
研究者も畜産農家も松村氏も、目的は同じ。「牛を生かすための道」を探ること。
農水省が「牛は殺処分」と決めたにもかかわらず、「希望の牧場」や一部の畜産農家や住民が、
その決定を受け入れず、牛を生かそうとしていることに対して、
国は、「既に決めて、実行してしまっている殺処分」を一切撤回せず(できず)、
「希望の牧場」に対しては、地元警察がバッシングのような嫌がらせをしています。
大手メディアも、「希望の牧場」の活動を報道しません。
与党・民主党も動きません。(これが一番痛い!)
「みんなの党」は、渡辺代表の奥様と久米氏が討論会に出席。現地を視察して意見書を提出。
「どうぶつ救援本部」の「義援金の受け入れ」の項によれば、
↓
「東日本大震災で被災した動物を救援するために、義援金を募集しております。
皆様にいただいた義援金は、動物たちの救護に使わせていただきます」
と記してあるだけです。牛(家畜)も助けて欲しいと願い、寄付した方々もいらっしゃると思いますし、
「牛はNO!」という寄付者もいないのでは?
(m)
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- 2012/12/03(月) 22:01:40|
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環境省と福島県による警戒区域の被災ペット保護がおこなわれます。
↓
警戒区域内における被災ペット(犬及び猫)の一斉保護について(お知らせ)http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16026(以下、環境省HPより転載)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
環境省と福島県は、これまでの保護活動や犬猫の生息状況調査の結果を踏まえ、12月3日から12月21日までの間、一斉保護を実施いたしますのでお知らせします。
1 保護の実績
環境省と福島県は、関係団体等の協力を得ながら警戒区域内に取り残された犬及び猫の保護活動を継続的に行い、平成24年10月31日までに犬442頭、猫456頭を保護しております。
2 一斉保護の実施
(1)実施期間
平成24年12月3日(月)から12月21日(金)までの間を予定しています。
(2)対象地域
浪江町、双葉町、大熊町、富岡町
(3)実施方法
犬用捕獲器及び猫用捕獲器により、警戒区域内に取り残された犬及び猫の保護を行います。
また、保護した犬及び猫については、県内に設置された動物飼養施設に収容した後、不妊・去勢措置及びマ イクロチップ装着を行い管理いたしますので、御理解と御協力を御願いいたします。
(4)前回の一斉保護の結果
平成24年9月7日(金)から10月2日(火)までの間に行った保護活動では、犬1頭、猫131頭を保護し ております。
3 保護された犬及び猫の確認方法
保護された犬及び猫については、福島県動物救護本部のホームページで確認できます。
ホームページアドレス:http://kyugo-honbu.fva.or.jp/
4 譲渡先の募集
飼い主不明または所有権放棄された犬及び猫の新しい飼い主を募集しています。
募集の詳細については、福島県動物救護本部のホームページを御覧下さい。
連絡先
環境省自然環境局総務課
動物愛護管理室
代表 :03-3581-3351
室長 :田邉 仁 (内線6651)
室長補佐:大倉 弘二(内線6652)
担当 :岡部 佳容(内線6657)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どの位の規模の一斉保護なのでしょうか・・
目的は、限られた期間内(しかも、冬!)に、一匹でも多くの命を救うこと、
であるならば、的確な情報と、捕獲方法の工夫など、効率良く動くことが必要です。
ぜひ定期的に給餌・保護されている方々の協力を得て行って欲しいものです。
「行政と委託団体だけでやります」ということであっても、
民間の方から、じゃんじゃん情報を提供してはどうでしょうか?
以下へ。電話は業務の妨げになるのでメールかFAXで。
↓
環境省Mail:
shizen-some@env.go.jp / FAX:03-3508-9278
批判するより情報提供(または提案)する方が良い結果をもたらすと思います。
(m)
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- 2012/12/02(日) 02:04:50|
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第2回定例会12月県議会が28日、12月21日まで24日間の日程で始まった。
秋田八幡平クマ牧場に残されたヒグマ20頭を引き受ける
阿仁熊牧場(北秋田市)への支援について
「北秋田市に新たな負担が生じないようにしていく」とのこと。
施設の設計費を含め3億4800万円を県が全額負担する。
「クマの飼養・展示のためだけではなく、研究施設としての利用なども視野に入れる」とした。
県提出案件は総額68億3331万円の2012年度一般会計補正予算案など27件。
(m)
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- 2012/12/01(土) 00:59:54|
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