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大田区 猫の不審死と「地域猫」

東京大田区で、今年4月から今月にかけて、計29匹の猫の不審死が相次いでいる。

場所は蒲田2丁目と大森西6丁目の半径約400メートルの範囲内。

魚のフレークのようなものから、有害な化学物質「エチレングリコール」が検出され、

警視庁大森署は、毒殺の可能性があるとみて、捜査している。

(以下、朝日新聞8月26日朝刊より抜粋)

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野良ネコをかわいがっていた住民たちはショックを受けている。

70代の主婦は6年前、近所の人と費用を出し合って、メスの野良ネコに不妊手術を受けさせた。

再び放して、「地域猫」としてその猫だけに餌を与えてきた。

だが、今月16日、死んでいるのが見つかった。

一方、公園の近くに住む男性は、

「野良ネコは何匹いるかわからないほどいた。うちは飼っていた小鳥を殺された。

フン害もひどく、近くの保育園では掃除が大変そうだった」。

蒲田2丁目自治会副会長の真崎暉雄さん(80)は、

「エサやりに反発する人もいた」と明かす。

猫の世話をしていた主婦は言う。

「猫をめぐって、あいさつしないようになった人もいる」

                  (抜粋おわり)
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半径400メートルほどの範囲で29匹もの猫が不審死したということは、狭いエリアに

相当数の野良猫が集まっていたということである。

記事中の主婦は、「地域猫」としてエサを与えていたというが、

はたして、ここの猫たちは、地域住民から、「地域猫」として認められていたのだろうか。

毒殺されたとして、犯人は、サイコパスや愉快犯ではないとしたら、

猫による被害に腹を立てている住民だろうか。

「地域猫」に反対はしないが、「地域猫」活動をするなら、地元自治体も交えて、

住民としっかり話し合い、その方法なども含めて、合意を得ることが必要である。

近年、「地域猫」という言葉だけが、ひとり歩きしていることを懸念する。

「地域猫」活動を積極的にPRしているのは猫好きのボランティアが多いため、

正確な情報提供に欠ける傾向もある。

例えば、飼い主のいない猫の平均寿命は4~5年と言うが、2~3年生き延びることの

出来た猫は、適切に世話をすれば、10年以上生きることもままある。

誰かが引き取らない限り、活動は10年以上続くということだ。

プランターや砂場などを設置して、フン尿を始末すると言うが、

すべての猫が、お行儀よく、そこをトイレとしてくれるわけではない。

許可を得て、他人の敷地にいちいち入ってフン尿の始末をするのもなかなか大変。

ましてや、それが猫嫌いの住民が丹精込めて作った花壇だとしたら・・。

木酢液や超音波など、あれこれ試しても、長期的に猫の侵入を防ぐのは難しい。

そして、何よりも重要なのは、洩れなく猫を不妊去勢して数を減らしていく不断の努力だ。

そのためには、住民ときちんと話しあえ、年中走り回れるボランティアの存在が不可欠。

もちろん、行政の協力(助成なども含めて)は欲しい。

「地域猫」活動は、あくまでも一代限りの命を世話する過渡的な措置。

いい加減な「地域猫」活動は、住民の反発を招き、その怒りが猫に向けられるのが怖い。

公園や駐車場など、一か所に多くの猫を集めてエサを与えるのは反感をもたれやすいし、

動物虐待も誘発する。猫の遺棄も招き、猫捕りの噂も絶えない。

「地域猫」活動は机上の論理としては頷けるが、実際に行うとなると、ハードルは高い。

環境省は「地域猫」を推奨しているが、

東京都は「動物愛護管理推進計画」(ハルスプラン・平成26年度)において、

不妊去勢の推進など、「飼い主のいない猫」を減らす対策を提言しつつも、

「地域猫」「地域猫活動」という言葉はまったく用いていない。

「地域猫」は、その地域の特性に合ったかたちで出来ればいいと思うが、

「地域猫」を提唱する方は、どうか、活動の良い面ばかりでなく、難しい面についても、

正確な情報を発信して下さい。

(m)
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盲導犬を刺した犯人の逮捕を願う。

7月下旬、埼玉県で、パートナーと通勤途中の盲導犬が

何者かに刺され負傷するという事件が起きた。

フォークのような物で、着用していたシャツをめくられて刺されたが、

声を出さないよう訓練されており、痛みを堪えながら、血を流しつつ、職場までパートナーに付き添った。

パートナーは、まさに身を切られるような辛さと憤りを感じたと思う。

パートナーから見えないのをいいことに、嘲るように、大切な犬を傷つけるという陰湿な犯行。

しかも、驚いたことに、以前から盲導犬への嫌がらせは絶えないのだという。

顔にマジックでいたずら書きをしたり、タバコの火を押しつけたり・・。

盲導犬への悪質な行為が止まないのであれば、今後、盲導犬の育成にも影響が出るだろう。

嫌がらせをするのは、盲導犬に否定的な人々なのだろうか?

盲導犬だけではない。埋もれている動物虐待は、星の数ほどあるだろう。

弱いものをいじめることがエスカレートしているのではないか・・

間近で動物虐待を見たら、すぐに警察に通報すべきである。

なぜなら、動物虐待は、遅かれ早かれ、人間を対象にした犯行に転じるからだ。

警察は器物損壊の容疑で捜査中とのことだが、

そもそも、「命」であるのに、「器物損壊」などという言葉からして前時代的。

その点からして見直しが必要だと思う。

(m)
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被災地からペットを遠方に連れ去らないで!

この度、広島市の土砂災害で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
また、被災された方々にお見舞い申し上げます。

人とともに被災したペットの情報も耳に入ってきますが、

今回もまた、某団体が疾風のごとく広島にやって来て被災犬を保護し、

遠方のシェルターへと連れ去ってしまいました。

団体のブログによれば、飼い主さんは大いに感謝されたとのこと。

でも、待って下さい。

動物にとって長距離移動は負担になるし、何よりも、飼い主さんと遠く引き離され、

会いづらくなってしまったことが結果として良いことなのでしょうか。

東日本大震災は未曽有の災害で、特に福島県へは、遠方からの保護団体も次々と

置き去りにされたペットの保護に駆けつけました。

しかし、今回の災害規模は広島市の一部の地域で、ペットは一応、同行避難、

動物管理センターなどによる一時預かりの動き出しも早かったと思います。

広島には、NPO犬猫みなしご救援隊などの保護団体もあります。

発災直後の混乱はあったでしょうが、冷静に考えれば、飼い主の近くにペットを留めおく方が

飼い主さんにとっても、ペットにとっても良かったはずです。

遠方からの団体は、被災地の行政や団体に協力するような活動が望ましいのではないでしょうか。

東京で災害が起きたとして、私の飼い猫が、知らない間に関西まで連れ去られたとしたら、

全然有難くはないし、むしろショックです。

東日本大震災では、多くのペットたちが遠方に運ばれ、そのまま行方が分からなくなったり、

飼い主が知らない間に、里親に譲渡されたりしました。

保護団体がキャパオーバー、あるいは、飼育経験不足でペットを保護したあげく、

衰弱死や病死してしまったケースもあります。

現在、以下の場所で、被災ペットの一時預かりをしています。
★広島市動物管理センターは救援物資の受付を終了しました。

http://doubutsukyuen.org/main/wp-content/uploads/2014/08/05c33c76eed2e5af94393a01068dd3e81.pdf

★広島県獣医師会
http://www.hiro-vet.or.jp/


また、「どうぶつ救援本部」から、以下のような要請が出されています。

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★被災地で動物保護を行っていらっしゃる方へ

被災地にて放浪動物を保護する際には、「保護責任者の連絡先」「保護した動物の特徴など」
を書いたものを残すことができる場合は、
保護した場所の近くに貼り紙やカードなどを置いてくださいますようお願いします。
保護者がわからないと、飼い主が探しに来たときに連絡を取ることができません。
また、保護した後は、状況が落ち着いてから被災地の行政と警察に
必ず届出(逸走動物の保護)するようにしてくださいますようお願いします。

<すでに被災地の動物を保護された方へ>
飼い主の方が探している可能性があります。
被災地を管轄する自治体(都道府県や市町村)と警察に必ず届出をしてくださいますようお願いします。

★動物保護カードを作成しておりますので、よろしければご活用願います。
  動物保護カードはこちらです。  ※pdfファイルが開きます (デザイン協力:ぐらんわん!)

動物保護カード
http://doubutsukyuen.org/main/index.php/archives/4482

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一昨日の夜、長野県の山中より戻りました。
山中の拙宅も、傾斜地なので、来年から土砂災害特別警戒区域に指定されるようです。

(m)
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沖縄ジュゴン訴訟

社説[沖縄ジュゴン訴訟] 米国世論を喚起しよう

2014年8月5日
(以下、沖縄タイムスより抜粋)
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=78897

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名護市辺野古海域に生息する天然記念物のジュゴンを保護するため、

日米の環境保護団体や個人が1日(米現地時間7月31日)、

米サンフランシスコ連邦地裁に対し、新基地建設の差し止めを求める追加の申し立てをした。

 ・・中略・・

    ■    ■

国防総省は今年4月、日本政府が実施した環境影響評価をもとに、

「基地建設はジュゴンに最低限の影響しか与えない」との報告書を提出した、という。

連邦地裁はこの情報だけで判断を下してはならない。

防衛省が提出した埋め立て承認申請に対する県環境生活部の意見は、

ジュゴン保護について、いくつもの疑問を提示しており、

意見全文を英訳して詳細に検討することが欠かせない。

日本自然保護協会によると、今年の5月半ばから7月初めにかけてのわずか2カ月の調査で、

埋め立て予定海域からジュゴンの食痕(しょくこん)が110本以上も見つかっている。

これは防衛省が実施した環境影響評価の後に出てきた事実である。

その事実を検証もせずに、「基地建設の影響は軽微」だなどとはいえないはずだ。

関連工事を中止し、再調査を実施すべきである。

    ■    ■

沖縄のジュゴンは国の天然記念物であると同時に、「北限のジュゴン」であり、絶滅危惧種でもある。

それだけではない。辺野古沿岸域は、県の「自然環境の保全に関する指針」において、

「自然環境の厳正な保護を図る区域」(ランク1)と評価されている生物多様性の豊かな海域なのである。

サンフランシスコ連邦地裁には「沖縄出張法廷」の実現を求めたい。

その目で辺野古の海をじかに見て、その耳で地元の意見を聞くことだ。

                               (抜粋おわり)
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サンフランシスコ連邦地裁は、申し立てを受理しました。

(m)
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動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
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