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【犬の大量遺棄】大量生産、大量消費が招く悲劇

犬の大量遺棄事件があいつぐわけ

ビジネスが犬に犠牲を強いる
犬の大量精算、大量消費が招く悲劇


全国で相次ぐ犬の大量遺棄事件。
だが「事件」は氷山の一角にすぎず、いまに始まったことでもない。
犬を殺し続けなければ成り立たないビジネスが、日本にはあるのだ。

文/太田匡彦 写真/朝日新聞社

(以下、朝日Sippo Journal)より転載 *写真も。
http://www.asahi.com/ad/sippo/journal/p201412_01.html
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子を産ませる道具として

ずらりと並べられた犬たちの死体を見て、
その獣医師は怒りがわくのを止められなかった。
 栃木県内を流れる鬼怒川の河川敷(左の写真)で、
純血種の小型犬の成犬ばかり45匹の死体が発見されたのは10月31日。
翌日、宇都宮市内で動物病院を開業している獣医師は、
栃木県警から死体の採血を依頼された。
そのために動物の死体引き取り業者に出向き、
犬たちの死体に向き合ったのだ。
獣医師はこう語る。
「死体の様子から、劣悪な管理下で飼われていたことは明らかだった」
血液は既にジャム状になっていた。通常の方法では採血できず、
3匹から心臓を摘出した。
1匹にはフィラリアが寄生していた。
ほとんどの犬の腹はガスが発生してふくれていたが、
さわってみると、痩せてあばらが浮いていて、
栄養状態の悪さがうかがえた。

爪は伸びきっていて、散歩をされた形跡はない。
歯の状態からは、だいたい5歳前後の犬たちと推定された。
後日、同県那珂川町内で見つかった27匹の死体もあわせて遺棄したとして、
廃棄物処理法違反などの疑いで逮捕されたのは、
ペットショップ関係者らだった。
愛知県内の繁殖業者から引き取った犬たちが
運搬中に死んだために遺棄したと、
警察の調べに対して話したという。
shippo.jpg


獣医師は憤りを隠さない。
「繁殖業者によって、子犬を産ませる道具として扱われていたのだろう。
こういう人間たちが動物の命にかかわっていいわけがない」

栃木、佐賀、山梨、群馬――と10月以降、全国で相次ぐ犬の大量遺棄事件。
死体の状況などからいずれも、ペットショップや繁殖業者など、
犬を売買することを生業とする動物取扱業者によるものだとみられている。

実は、こうした犬の大量遺棄「事件」は最近になって増えたわけではない。
これまでも全国の自治体の「動物愛護センター」などと呼ばれる施設を舞台に、
同様の大量遺棄は日常的に起きていたのだ。
左下の表は、過去にあった動物取扱業者による自治体への
主な大量遺棄をまとめたもの。

shippo 遺棄事例

2007年度の事例は、朝日新聞出版アエラ編集部で
全国の主な29の自治体に「犬の引取申請書」を情報公開請求して
明らかになった事例のごく一部だ。
この調査では、明らかに業者が遺棄したものとわかる犬が
29自治体で実に1105匹にのぼった。
業者が一般の飼い主のふりをして、
小分けにして自治体に持ち込めば区別がつかないから、
この数字は氷山の一角にすぎない。
.
shippo 図

行政の監視、指導の徹底を

昨年9月に改正動物愛護法が施行され、
犬猫等販売業者からの引き取りを自治体が拒否できるようになった結果、
こうした「事件」がようやく顕在化し始めたというわけだ。

では、なぜこのようなことが起きるのか。
原因は、日本で独自の発展を遂げた犬の生体小売業
(いわゆるペットショップ)
というビジネスそのもの根ざしている(上のチャート参照)。
30年ほど前から純血種の子犬を大量に仕入れ、
大量に店頭に展示し、
大量に販売するペットショップというビジネスモデルが
急激に成長し始めた。
そのビジネスモデルを支えるために、
生産業者としてパピーミル(子犬繁殖工場)が必要となり、
ペットオークション(競り市)が整備されていった。

遺棄は次のような構図で発生する。
工場は「設備(繁殖犬)」の改廃が必要で、
「不良品(競り市で売れ残るなどした市場に出せない犬)」の処分がつきもの。
小売業者の販売現場では売れ残った「不良在庫」の処分が生じる。
大量に消費させるためにショップの店頭では衝動買いを促すから、
消費者(飼い主)による安易な遺棄を誘発している側面も見逃せない。

こうした動物取扱業者の問題を解決するために12年8月、
議員立法で動物愛護法は改正されたのだが、
その内容は「政治」によって不十分なものとなってしまった。

犬猫等健康安全計画の策定と遵守(第22条の2)、
販売困難となった犬猫等の終生飼養の確保(同4)、
犬猫等の個体ごとの所有状況の記録と保存(同6)などが
犬猫などの生体販売業者に義務付けられた。
一方で、当初から導入が検討されていた8週(56日)齢規制は
「附則」によって骨抜きにされ、
繁殖制限措置(繁殖年齢や回数の制限等の具体的数値規制)や
飼養施設規制(犬猫のケージの大きさ等の具体的数値規制)
は見送られてしまった。

つまり、ビジネスモデルにはメスを入れずに温存し、
対症療法にとどまったのが、12年改正だったのだ。
獣医師で日本動物福祉協会調査員の山口千津子氏は言う。
「環境省はできるだけ早く56日齢規制の実施を決め、
その際は同時に、繁殖制限や飼養施設規制などを盛り込んだ
『飼育管理基準』を作るべきです。
基準は罰則とリンクさせ、
行政による監視、指導も徹底する必要があります。
犬に犠牲を強いて成り立っている商売は、
動物福祉の観点から絶対に規制していかなければいけません」


※この記事は『sippo』no.25(2014年12月発行)に掲載されたものです。
 内容は取材当時のものになります

     (転載おわり)
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行政が引き取りを拒否できるようになったぶん、
今後も各地で遺棄される犬は増えるでしょう。
それを保護団体などが保護して里親を探す・・
業者はしてやったりと、さらに捨てる・・

悪質な繁殖業者やペットショップ、引き取り屋に
厳しい罰則を課し、
行政指導を強化しなければ、保護団体や自治体が常に
しりぬぐいをさせられる悪循環は止まらないでしょう。

(m)

.
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テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

中国がアフリカゾウを絶滅させる。 

中国の象牙取引、「制御不能な状態」 
保護団体が報告書


2014年12月17日23時12分

(以下、朝日デジタルより転載)
http://digital.asahi.com/articles/ASGDH6TT9GDHUHBI03S.html?_requesturl=articles%2FASGDH6TT9GDHUHBI03S.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGDH6TT9GDHUHBI03S
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
動物保護団体「セーブ・ジ・エレファンツ」はこのほど、
中国での象牙の違法取引が「制御不能な状態」になっており、
中国の積極的な措置がなければ、
野生のゾウは今後1世代のうちに絶滅する可能性がある
とする報告書を発表した。

ケニアのナイロビで開かれた記者会見で発表した。

報告書によると、中国での象牙の卸売価格は
2010年からの4年間で3倍に上昇。
小売価格は02~14年で、北京では13・5倍、
上海では8倍になった。
両都市の275店舗を調べたところ、
北京では78%以上の店舗が、
上海では89%以上の店舗が違法営業だった。
08年に自然死したゾウなどの象牙62トンの輸入が
例外的に認められたことなどから、
新たな富裕層の需要に火がついたと分析している。

同団体のイアン・ハミルトン創設者は
「アフリカでは過去3年間で10万頭のゾウが象牙のために殺された。
ゾウの将来がどうなるかは、中国が鍵を握っている」
と指摘している。

中国の象牙取引をめぐっては、
環境保護団体「環境調査エージェンシー」が先月、
中国人の集団が昨年3月、
習近平(シーチンピン)国家主席などの
タンザニア訪問を利用して大量の象牙を買い付け、
外交用に使われる袋を使って
習氏の専用機で運んだとする報告書を発表。
中国政府は「根拠がない」と否定している。
(ナイロビ=三浦英之)

                     (転載おわり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
習近平の専用機で象牙を密輸したのでしょうか?
疑われても仕方ない今の中国の傍若無人ぶり。
アフリカゾウは人類の宝物。
中国が宝物を絶滅させていいわけがない。
The World is Watching China!

(m)
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テーマ : 動物保護
ジャンル : 福祉・ボランティア

2014衆院選 「動物愛護」関連議員の当落

前回の動物愛護管理法の改正に携わった議員を中心に
各政党の動物愛護・福祉政策に関わっている議員の選挙結果です。
前回2012年の衆院選と大きな入れ替わりはありませんが、
今後の陳情などのご参考までに。

自民党 牧原秀樹議員(民主党の枝野氏と争う激戦区。比例で当選。
                 自民党の動物愛護政策の推進役)

      鴨下一郎議員 小池百合子議員は選挙区で当選

民主党 「犬猫殺処分を禁止する議員連盟・事務局長」を務めた
      生方幸夫議員が落選。
      定期的に動物愛護フォーラムを開催されていました。
      城島光力議員は前回に続いて落選
      前回落選した、田島一成議員(滋賀)は比例当選。
      田島議員は前回の動物愛護管理法の改正において
        民主党ワーキングチームの座長でした。
            田島氏のカムバックは大きいです。
            自身も保護犬数頭の里親になっています。
     小宮山泰子議員は復活当選(小沢系の愛護連盟でした)
     警戒区域の動物救出に尽力した玉木雄一郎議員
                   小選挙区で当選。
     民主党から立候補した阿部知子議員は比例で当選。
     前回落選した寺田学議員(秋田)は比例で当選。
     樽床伸二議員は落選。

維新の党 松野頼久議員は比例で当選。
       松浪健太議員も比例で当選。

公明党 次世代のホープで公明党動物愛護委員会を束ねる
     遠山清彦議員当選。
      高木美智代議員も当選。  (いずれも比例区)

生活の党 玉城デニー議員が選挙区で当選。(強いですね!)

 主だった方々のみ記しましたが、
各党、動物福祉政策に熱意のある方々が当選されていますので、
次回の動物愛護管理法改正に関しても期待したいと思います。    

(m)

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テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

追悼 菅原文太さん

高倉健さんにつづいて、巨星墜つーーー

日にちが経ってしまいましたが、奥さまの文子さんの
文章が素晴らしいのでブログに残しておきます。

種をまき去る

7年前にぼうこうがんを発症して以来、
以前の人生とは違う学びの時間を持ち、
「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」
の心境で日々を過ごしてきたと察しております。

「落花は枝に還らず」と申しますが、
小さな種をまいて去りました。
一つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない
無農薬有機農業を広めること。
もう一粒の種は、
日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、
荒野に戻ってしなわないよう、
共に声を上げることでした。
すでに祖霊の一人となった今も、
生者とともにあって、
これらを願い続けているだろうと思います。
恩義ある方々に、何の別れも告げずに
旅立ちましたことを、
ここにお詫び申し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
文子さんとは早大の頃からの同士だったそうです。
今年は多くの俳優や作家が亡くなりました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。

「朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり」
孔子の言葉です。


(m)
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テーマ : 伝えたい事
ジャンル : ブログ

「阿蘇カドリー・ドミニオン」でクマ惨殺


「パンくん」で有名なあの動物園で
クマ惨殺事件が起きていた。



2014年12月8日
NEWSポストセブン
http://news.livedoor.com/article/detail/9551005/
(以下、Livedoor Newsより抜粋)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タレント・志村けんとテレビで共演して話題となった
チンパンジーの「パンくん」がいることで知られる
動物王国「阿蘇カドリー・ドミニオン」で起こっていた
「クマ惨殺事件」──
その一部始終を12月8日発売の週刊ポスト(12月19日号)
がレポートしている。

同園はかつて「阿蘇クマ牧場」の名で親しまれた。
いまでも目玉は世界中から集められた7種類200頭以上のクマだ。

同誌によると惨劇が起きたのは11月23日午後1時過ぎのことだった。
「ベアバレー」の檻のひとつから
、突然、「ヴォー」「ゴォウアー」というクマの奇声が響き渡った。
目撃者は1頭のクマの上に6~7頭のクマが折り重なるように
襲いかかっていたと証言している。

(抜粋おわり)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あまりにも凄惨な出来事なので、記事のつづきが読みたい方は
リンク元に飛んで下さい。
「阿蘇カドリー・ドミニオン」はかつてクマ牧場で、
その飼育実態は国際的にも非難を浴びていました。
日本動物園水族館協会からも脱退しています。
クマの飼育環境の問題については、たびたび耳にしております。

(m)
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テーマ : 動物愛護
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プロフィール

動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


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