【原発警戒区域 動物救援】~3キロ圏内の一時帰宅で残された犬~

昨日(8月26日)、原発から3キロ圏内の住民の一時帰宅が初めて実施されました。 

この日は、双葉町の64世帯117人と、
大熊町の特別養護老人ホームの元入所者の家族と
職員ら35人が参加されたとのこと。

ニュースで見た家の中は空き巣に荒らされ、
無残な状況でした。

今日(27日)、朝日朝刊で、気になる記事を見つけました。

「ひと時のわが家 複雑」という題の記事です。

(以下、引用します)

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【田中和子さん(62)は、犬小屋のそばにいた柴犬の
『ムク』と再会した。「もうダメだと思っていたのに、びっくり」
防護服を着ていたせいか、ほえられたが、
元気そうでうれしくなった。
4月、警戒区域が設定される前に自宅にもどり、
ありったけのえさを残してきた。
「近くで暮らしていたんだねえ」
連れて帰れないため、えさを置いてきた】

*******************************

原発警戒区域で、我が家を守るようにたたずんでいる
犬の写真をたくさん目にしてきました。
ムクも、そのうちの一匹だったのですね。
待ちこがれていた飼い主がようやくもどって来てくれて、
再会を果たし、喜んだのもつかの間、
また置いていかれてしまいました。

飼い主さんがえさを置いてきたのは4月、
大量とはいえ、4ケ月も前のこと・・。
原発3キロ圏内ですが、
えさを与えてくれていた人がいたのでしょうか。
ムクが元気にしていて、しかも、犬小屋のそばに
居たとは、奇跡のような話・・!

なのに、また置き去りにされてしまいました。
3キロ圏内の、次の一時帰宅はあるのでしょうか・・。

VAFFA(福島県原発警戒区域内動物救援獣医師チーム」による
保護活動は、行政による一斉捕獲のため(という名目で?)
休止されています。

今までの一時帰宅時においては、
県職員と獣医師等からなる保護チームが、
飼い主に犬をつないでおいてもらうなどして、
出来るだけ速やかに保護していたと報じられています。
飼い主でなければ、容易に捕まえられないケースもあるでしょう。

いまだに、行政の保護活動が住民に伝わっていないのでしょうか?
おそらく県外に避難されている方だと思いますが・・
連れて行ける場所が無くて、あきらめていらっしゃるのでしょうか・・

都会と地方では犬や猫の飼い方も違いますし、
被災された飼い主さんのご事情も察しますが、
保護する手段はあるのに、と思うと、
なんとも、もどかしいです。

ムクのような犬や猫、動物たちがまだまだ取り残されているかと思うと・・

繁殖により、不幸な犬や猫はさらに増えます。

なんとか、助けてあげられないものでしょうか・・
飼い主さんのためにも・・

(m)
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