~軽井沢のツキノワグマ~

台風が近づいてきていますね。
どうか被害が出ませんように・・!

夏の間だけ、軽井沢でギャラリー・カフェを営んでおります。
住まいは碓氷峠につらなる山の中、自然たっぷりです。
見かける動物は、サル、リス、野うさぎ、キツネ、たぬき、フクロウ、
テン、イノシシ、アライグマ・・そして、森の王者、クマ!

庭でクマと出会ったのは、もう十年以上も前になります。
雨上がりの夕方、親子のクマが並んで立っていて、
母親はフーフーとこちらを威嚇しており、
子グマは生後半年くらい。ぽけっと私を見ておりました。
距離にして、10メートルぐらい前方。
ケモノ臭が強く、それで気がついたのですが、あわてて屋内にもどり、
双眼鏡を持ち出して、窓から探しましたが、
2頭の姿はすでに森の中に消えていました。
あっという間の出来事でしたが、不思議な感動をおぼえました。
(月夜に、樹の枝にとまっているフクロウの姿もすばらしい!)

軽井沢はツキノワグマの生息地ですが、
クマとの遭遇や被害が、頻繁に報じられるようになったのは、
私が庭で親子グマを見かけた時分からです。
その頃、テレビなどでとりあげられて有名になった
「スポット」という名前の、大きく、立派なオスグマがいました。
夜な夜な別荘地に現れては、ゴミ箱をあさるので、
「ゴミグマ」という不名誉な名前をつけられてしまいました。
「スポット」は捕獲されて、発信機が装着され、山に返されましたが(放獣)、
別荘地に舞いもどり、ゴミあさりが止まらず、人身事故が懸念されたため、
たいへん気の毒なことに、安楽死処分となってしまいました。
「スポット」を死に追いやったのは、人間の食べ残し。
クマは執着が強い動物で、一度おぼえた味は、決して忘れないそうです。

その後、軽井沢では、クマの保護管理の取り組みが積極的に行われ、
おそらく、日本で、最もクマ対策が進んでいる自治体の一つだろうと思います。
軽井沢町の委託を受けて、クマの保護管理を行っているのは、
NPOピッキオ
毎年、クマの出没が増えるのは、森に食物がなくなる6月~9月。
駅や旧軽銀座など、びっくりするほど町中に現れることもあります。
別荘客も多い時期で、ピッキオのクマ担当スタッフは、日夜、クマの動きをモニターし、
住民や別荘客、観光客を人身事故から守り、
トウモロコシなどの農業被害を未然に防ぐ活動をされています。

DSCN1707_convert_20110219170902.jpg

「ピッキオ」を訪問。ベアドッグの話を聞くルース米国大使とご家族(2010年8月)


「ピッキオ」は、中軽井沢「星野リゾート」内にあります。
もし軽井沢にいらした際は、立ち寄り温泉「トンボの湯」のそばの、
ビジターセンターを訪ねてみてください。
さまざまなネイチャーツアーにも参加できます。
「ハングリー・スポット」という、今は亡き「スポット」にちなんだ名前のカフェもあります。

昨年(2010年)、本州では、エサとなる木の実の不作などで、
ツキノワグマの出没が相次ぎ、全国で、3、545頭ものクマが捕殺されました(環境省調べ)。
今年は、6月末の時点で、捕殺数が382頭。
震災報道で、クマの出没はあまり報道されていませんが、
軽井沢町でも、8月は毎日のように、出没・被害情報が寄せられています。
クマとの遭遇や被害を防ぐ方法は以下をごらんください。
事故や被害を防ぐことが、クマの命を守ることになります。
             ↓            
http://npo.picchio.jp/management/06.html

(m)
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