「動物愛護管理のあり方検討小委員会」議事録(第14回(5.23)-第17回(8.3)アップされました。

滞っていた環境省「動物愛護管理のあり方検討小委員会」の
議事録がアップされています。
現在、募集されているパブリック・コメント(12月7日〆切)の
参考に・・

下記は、第14回小委員会における、林委員長の「どうぶつ救援本部」
についてのコメントです(議事録の後半部分)。
            

「この緊急災害時動物救援本部は残念ながら仕組みとして有効に働かなかったと考えています。
 なぜ働かなかったのかと言いますと、広域であるということと、東北3県が全体的に見ると、
動物愛護について、まだまだ意識が低い地域だということが大いに関係しています。
・・・(中略)・・・
こういう広域の中で、緊急災害時動物救援本部が有効に働かなかった理由の一つは、
日本の愛護団体が1995年、1996年当時から現在まで、あまり大きくなっていないんです。
その証拠に、今回緊急災害時動物救援本部の中核にいる人たちは、
あの16年前の人たちとほぼ同じで、
ただ単に16年間年をとっただけで元気がなくなっているだけで、それは悲惨です。

・・・(中略)・・・
 もう一ついうならば、緊急災害時動物救援本部は4団体が中心になっていますが、
4団体の中で三つの県の中にきちんとした支部を持っていたのは、日本獣医師会だけです。
ほかの愛護団体は、日本獣医師会に比べたらですけども、根っこがなかった。
だから情報が入ってこない。

・・・(中略)・・・
  緊急災害時動物救援本部はこれから長丁場になりますので、
仕組みを変えて、4団体中心というのではなくて、もっといろいろなところを入れてもいい。
どうして4団体になったかというと、一番大きな組織である日本獣医師会を中心にしなかったからです。
といいますのは、日本獣医師会は職能団体、医師の技量で、
獣医師を守るといいますか獣医師をサポートするという使命が基本的にありますから、
中心になるのはそぐわない。
当時、財団法人は唯一日本動物愛護協会しかなくて、あとは社団だったですから、
日本動物愛護協会に中心になってもらおうといういきさつで、
財団法人や社団法人である団体で、4団体を中心に置いたのですが、
このような広域で、しかも阪神淡路のようなある程度先進的なところでないところで起きた災害が
これからも起きることは十分に考えられるわけです。
ですので、社団法人、財団法人、公益法人でなくても、
法律で登録制がいかなくても緊急災害時動物救援本部として認めていく。
認めた加盟団体以外が現地の救援に行くと、直ちに警報を発すというふうにしたらいいと思います。

 福島県が民間の協力を求めない理由の一つは、
愛護団体と称して犬猫を盗んでいった者がいる、特に立派な犬を盗んだという話です。
本当かどうかというのは後からきちんと調べなければいけないのですが、
そういう不信感を持たせないためにも、緊急災害時動物救援本部がしっかりした形をとらないといけない」

                                                          
*******************************************

発言をすべて読みたい方は
       ↓
http://www.env.go.jp/council/14animal/y143-14a.html

林委員長は批判だけでなく、「どうぶつ救援本部」の尽力に敬意を表されてもいます。
いろいろな見方、考え方があるかと思いますが、
今後の災害時動物救援に向けて、ひとつの重要な問題提議ではないでしょうか。
検討と議論が望まれます。



マイケル教えて!被災猫応援の教科書 ~あなたにできることは・・?
http://kc.kodansha.co.jp/guerrilla/michael.html

(m)
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