【動物愛護管理法改正】パブコメ第2弾の集計結果~終わりの始まり~

2011年12月21日、環境省「動物愛護管理のあり方(案)」パブコメの集計結果が出ました。

件数 55,795件

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1.虐待の防止
(1)行政による保護等
    行政による保護等の意見に賛成(規制を強化すべき)  24,974
    現行のままとすべき  2
    その他  0


(2)取締りの強化及び罰則規定の見直し
    規制を強化すべき  43,160
    現行のままとすべき  1
    その他  0


(3)闘犬等
    闘犬等について何らかの規制強化をすべき  23,951
    現行のままとすべき  2
    その他  3


2.多頭飼育の適正化
    規制すべき(規制を強化すべき)  28,046
    現行のままとすべき  12,109
    その他  20


3.自治体等の収容施設
    規制すべき(規制を強化すべき)  25,441
    現行のままとすべき  2
    その他  13


4.特定動物
    規制を強化すべき  23,632
    現行のままとすべき  2
    その他 3


5.実験動物の取扱い
    規制すべき(規制を強化すべき)  24,286
    原稿のまま(届出制を導入すべきでない)  834
    その他 164


6.産業動物の取扱い
    規制すべき(規制を強化すべき)  35,641
    現行のままとすべき  6
    その他  23


7.罰則の強化 
    強化すべき  24,293
    現行のままとすべき  1
    その他  0


8.
(1)犬のマイクロチップの義務化
    規制を強化すべき  37,386
    現行のままとすべき  6,775
    その他  102

(2)犬猫の不妊去勢の義務化
    規制すべき(規制を強化すべき)  18,230
    現行のままとすべき  29,161
    その他  11

(3)飼い主のいない猫の繁殖制限
    規制すべき(取り組みを強化すべき)  23,119
    現行のままとすべき  640
    その他 0

(4)学校飼育動物および公園飼育動物の適正飼養
    規制すべき(規制を強化すべき)  23,606
    現行のままとすべき 0
    その他  3

(5)災害対応
    規制すべき(対策を推進すべき)  24,298
    現行のままとすべき  0
    その他  0

(6)実施体制への配慮
    体制を強化すべき  26,752
    現行のままとすべき  1
    その他  6

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
規制を望む意見が圧倒的多数!

意見の内容は後日の発表。
項目数も多く、けっこう手間どりましたので、
2~3万件来ればオンの字かな、と思っておりました。

前回パブコメの12万件にはおよびませんが、
この数字は、「大変よくできたと思います」

5年前の改正時に比べたら、比較にならないほど、
おおぜいの市民や飼い主が意見を寄せたのですから・・
原発警戒区域にとり残されている動物たちのことなどもあって、
関心が高まったこともあるでしょうが、
ブログやツイッター、FBで広く伝わったことが大きいと思います。

しかし、環境省主導の内閣立法で法案を作るはずだったのが、
議員立法による法案作成となってしまいました。

動物取扱業はすでに議員への陳情を熱心に行っています。
検討小委員会では、多数の委員が支持した事項も、
今後、業者側を支持する議員によって、くつがえされることは十分にありえます!


環境省はすでに、「夜8時以降のペット展示販売の禁止」を決めました。
インターネット販売における、現物確認も義務付けられる方向です。
けれど、これぐらいのお約束事で喜んではいられません。

「8週齢規制」「繁殖制限」「飼養施設の改善(数値規制)」など、
動物取扱業が強固に拒んでいる、これらの重要項目を実現できるか、どうか・・。

あなたの飼い犬の母犬は、繁殖犬として、地獄のような環境におかれているかもしれません・・
身体がぼろぼろになるまで繁殖させられ、
人のやさしさに触れることもなく、ゴミのように捨てられるかもしれません・・

動物取扱業への規制だけでなく、「動物虐待」「収容施設の改善(殺処分の削減)」
「実験動物・産業動物の福祉」も重要な課題です。
自治体の業務が増えるため、改善が敬遠されるかもしれません。

民主党には現在、3つの「動物議連」があり、プッシュしてくれる議員も
多いと思いますが、業者サイドにつく議員もいるでしょう。

問題は、自民党。業者が有力な議員に働きかけています。
法案が国会に提出された際、「数」で負ける可能性は大。

そこで、鍵をにぎるのが、公明党などの野党。
とくに、公明党は元来、動物福祉に理解のある議員も多いので、
公明党、そして、みんなの党の議員にメールを出すなど、
働きかけが大切です。

地元選出の国会議員にも、党派を問わず、働きかけてください。
パブコメの結果を見ても、次回選挙の「票」につながるのですから・・

環境省の検討小委員会での論議は終了しました。
改正論議は国会の場へと移ります。

終わりの始まり。

改正案を生かすも殺すも、これからです。
ロビー活動が必要です。

来年が勝負!
市民の出番は、これからです!

こばん+018_convert_20111223012446  見てるわよ~(迷子札付き)

(m)
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