【動物愛護管理法改正】ペット法塾・意見交流会~参加報告~

速報!
自民党は8週齢規制に反対の意向!
   詳細はコチラ!

2012年1月20日(金)、THEペット法塾主催「真に動物を守る法律へ」
衆議院議員会館で開催された意見交流会に行ってきました。
小雪の舞う中、会場はぎっしり満員。早々に定員に達したようなので、
参加できなかった希望者も多いのでは?

{内容}  (以下、敬称略)
テーマ①
動物愛護管理法35条 行政の引取り義務の制限(撤廃)についての意見
◆意見発表 
松崎正吉(熊本市動物愛護センター所長)   黒澤泰(横浜市港南福祉保健センター獣医師)
和崎聖子(NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA)) 
山田佐代子(財団法人 神奈川県動物愛護協会会長)    武藤安子(NPO法人 グリーンNet)

テーマ②
野良ねこ等所有者のいない動物について「行政の保護義務」及び
「国民の愛護・保護義務」規定についての意見

◆意見発表 
高木優治(新宿区保健所衛生課職員)       工藤久美子(NPO法人 ねこだすけ代表理事)
溝渕和人(動物ボランティアCat28)         荒井りか(中之島公園猫対策協議会代表)

テーマ③
動物取扱業者の規制(8週齢問題等)についての意見
◆意見発表
野上ふさ子(NPO法人 地球生物会議ALIVE代表)     エリザベス・オリバー(NPO法人 アニマルレフュージ関西代表)
太田匡彦(朝日新聞社 「犬を殺すのは誰か」著者)    成田 司(株式会社コークア代表取締役・Giraf Project)
渡辺眞子(作家)

□■意見交流会(パネルディスカッション)□■
◆パネリスト
岡本英子(衆議院議員)/野上ふさ子/工藤久美子/松崎正吉/高木優治/細川敦史(弁護士・THEペット法塾事務局長)/
◆司会
植田勝博(弁護士・THEペット法塾代表・芦屋市教育委員長) 

Special Guest: 杉本彩  渋谷寛(弁護士) 

議員
・鴨下一郎(自)、松野頼久(民)、岡本英子(民)、高邑勉(民)、谷ひろゆき(民)、小宮山泰子(民)、
瑞慶覧長敏(民)、高木美智代(公)、松浪ケンタ(自)、三原じゅん子(自)、生方幸夫(民・秘書)、大田信盛(民・秘書)
阿部知子(社・秘書)

ペット法塾+001_convert_20120122161644 エリザベス・オリバー氏

当日の各発言者の内容については、こちらのtogetterでフォローされています。
Freepetsの方々、ありがとうございます。
      
http://togetter.com/li/244491                     

以下、印象に残った発言(部分)を当日のメモから抜粋します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆35条の解釈については、行政が動きやすい法律の表現に改正してほしい」(黒澤氏)

☆今回の法改正は歴史に残る法改正にする。民主党の3つの動物愛護議連とも8週齢規制で一致。
 各党に働きかけて今回の法改正で何とか実現したい。(民・松野氏)

☆「アエラ」に「8週齢規制に反対」と書かれたが、党としての結論はまだ出ていない。(公明党・高木氏)

☆今の狂犬病予防法、5割しか登録しておらず7割しか注射しない。改善もされていない。
 省を超えて、登録の時に戸籍作りをし、愛護管理法と連携させなければ8週齢も機能しないと思う。(自・松浪氏)

☆引取りの拒否ではなく捨てることは犯罪だと説得。非常にエネルギーを使う。譲渡先を探してもらう。
  仔猫の場合でも親がそばにいれば引取らない(松崎氏)

☆80万円の罰金犬が町中に多数(犬の登録や予防注射などの違反をトータルすると80万円)
 犬は徹底的に飼い主責務。福島県の被災ペットは飼い主(鑑札、不妊処置等)と行政に責任がある。
 今の猫の問題は行政と国民のすべてに責務がある。だらしのない飼い方を長い間、黙って見てきた。(工藤氏)

☆業界は、8週齢反対の根拠として、日本での動物愛護の歩みは神道や仏教の影響下にあると陳情。(太田氏)

☆国内のペットフード会社も大きく売上が落ちている。飼う側が正しい知識を持つと業界も変わっていく。(成田氏)

☆長年、動物を保護してきたが、きりがない。これからは人の教育に力を入れたい。(オリバー氏)

☆政省令が弱すぎる。(野上氏)

☆27万もの署名が集まっているというのは、もはやペット業者と愛護団体の対立ではない。
 獣医師からも具体的なデータが出てきている。(細川氏)

☆落し物は3ヶ月の公示で落とし主を探す。動物は飼い主を探す場合でも、5日間で殺処分。(植田氏)

☆東京都動物愛護センターは1時間くらいは引き取り依頼について説得していると聞いている。(高木氏)

☆事務所からは「ペット産業には深い闇があり、芸能活動するなら愛護活動するのは危険・・」と言われた。
 ペット産業がTVを支えているという面もあり、発言がオンエアでカットされる。多くの人が見るバラエティ番組
 などに啓蒙を入れ込まないと広く知ってもらえない。ゆくゆくは生体展示販売をやめさせたい。(杉本氏)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ペット法塾+002_convert_20120122161744 パネル・デイスカッション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(感想)
 24日から通常国会が始まります。このタイミングで、しかも国会議員のお膝元の議員会館で、
これだけの数の実績のある団体、行政関係者、満員の聴衆・・今回の法改正はかつてないほど
盛り上がっている、と言っていいでしょう。

マスコミも、大手数社が取材。当日夜、「ワールドビジネス・サテライト」で取り上げられたほか、
NHKも動愛法改正にあたっての特集を企画中とのこと。

マスコミ・・・世論へのアピールが非常に大切!それが、今まで徹底的に欠けていた・・。
ペット法塾さんのイベント・セッティングに拍手です。
閉会中の金曜日でしたが、国会議員も次々と駆けつけ、会場の熱気を感じたはず・・

福島原発警戒エリアの家畜やペットの悲惨な状況もあり、一方で、ツイッターやブログ、FBなどで
パブコメや、こうしたイベント情報がどんどん伝わるようになったことも大きいですね。

今回の改正は動物取扱業の適正化に重点がおかれ(それが殺処分削減につながるのですが)、
殺処分削減については、検討小委員会であまり議論されていない印象でしたが、
この意見交流会では、真正面から「殺処分削減」をテーマにしていました。
願わくば、畜産動物や、実験動物の福祉について、もっと声を大にしていただきたい・・。
(とにかく、改正すべき問題がありすぎるのですね・・)

自民党に動愛法改正議員連盟が復活したそうなので(会長・小池百合子)、
民主党・松野議員によれば、野党にも呼びかけ、超党派で進めたいとのことで、
動物の問題は超党派で対処すべきと思うのですが、
公明党の高木議員は、「党の結論はまだ」と8週齢に同意したわけではありません。

すでに、自民党が「8週齢に反対の意向」との情報もあります。

会の冒頭、植田弁護士は、「環境省は、深夜販売などの規制など、ちょっとした改正ですませるつもり」と
発言されています。

検討委員の渡辺眞子氏によれば、愛護派が多かった小委員会でも、
8週齢を推したのはたった3名(渡辺、野上、山口委員)とのこと。
「8週齢」は、「繁殖制限」「飼養施設の改善」とセットで取り組まれるべき問題です。

ゲストの杉本彩さん・・
ご病気も回復されたようで、この日は一段とノリノリで、熱弁でした。
「ペット業界の深い闇」・・・「かかって来るなら、かかって来い」・・・。

細川弁護士の発言にもありましたが、
「動物取扱業 VS 動物愛護団体」という従来の構図ではなく、
「動物取扱業 VS 命を大切に考える市民」とメディアに認識してもらうことが肝要と思います。

(m)
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

コメントの投稿

非公開コメント

No title

転載させてください。

No title

夜空さま

転載、ご自由にどうぞ!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


★リンクフリーです。転載はご自由に。

カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
最新記事
最新コメント
旬の花時計 V2
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR