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【動物愛護管理法改正】自民党・河野太郎議員の意見

2012年1月29日。「動物愛護管理法改正」について、自民党の河野太郎議員が
ブログを書かれています。長文ですが、ご一読いただきたく、転載いたします。(下線は当ブログ)

*********************************************
(以下、河野太郎議員のブログ)

動物愛護法改正のために
http://www.taro.org/2012/01/post-1156.php

2012年01月29日 10:37

私が初当選した頃、当時の鈴木恒夫自民党環境部会長の下で、動物愛護法の大改正が行われた。

それ以来、このことに熱心な方々とおつきあいさせていただき、いろいろと議論の末端に加えていただいている。

が、最近、少し気になることがある。

この動物愛護法という法律は議員立法なので、改正も毎回、議員立法で行われる。

この法律のカレンダー的なことから言えば、この通常国会で改正案が議論されることになるのだが、議員立法は、そう簡単ではない。

臓器移植法などは見直し規定にもかかわらず、十年も改正が見送られた。

通常国会では、まず予算と予算関連法案が優先的に審議され、その後、予算関連でない法案がぞろぞろと三月の終わり頃から出てくることになる。

さらに、議員立法は、よほど満場一致でもない限り、また、復興関係などのように喫緊のことでない限り、政府提案の法案よりも審議の優先順位が下がる。

とくに、この通常国会のように、もめそうな時は、議員立法の扱いは不透明だ。

で、こういうときに法案審議の采配をふるう与野党の国対が必ず言うのが、議員立法なら委員長提案にしろ。委員長提案というのは、与野党が既に合意していて、委員会審議をすっ飛ばして本会議に委員長が上程して、採決する。

そのためには、与野党が合意していなければならない。もちろん、与野党がそれぞれ内部でも合意していなければならない。

今回の改正には、動物実験の規制や週齢規制をはじめ、さまざまな論点があり、環境省の審議会小委員会でも結論をまとめられなかったものもある。

これから各党が議員立法の内容をそれぞれ議論した上で、与野党の担当者が協議して一致点を見つけていく。

自民党では小池百合子代議士や松浪健太代議士、三原じゅん子参議院議員などが中心になった有志の議員連盟が昨年からいろいろとヒアリングを始めているが、これはまだ議員連盟というプライベートな議員の集まりでの議論だ。

党としては、吉野正芳部会長率いる環境部会で、予算関連法案、政府提出法案の審議の後、正式な議論が始まる。民主党も2月1日から党のワーキングチームの会合が始まるらしい。

だからこの時点では、多くの国会議員は、今回の法改正について、まだ詳しくは知らない。

動物愛護法に興味を持っている方々に、今、やってほしいことは、とにかく議員に情報を伝えること。なにが問題なのか、それをどうすべきなのか、中央環境審議会ではどんな議論が行われ、どう結論づけられたのか。

情報を伝えるためには、それなりに勉強していただかなければならない。

たとえば、幼齢動物を親から引き離す時期について、昨年末の中央環境審議会 動物愛護部会 動物愛護管理のあり方検討小委員会の動物愛護管理のあり方検討報告書では、「具体的日齢については、ペット事業者の団体が目指している45日齢、科学的根拠(ペンシルバニア大学のジェームズ・サーペル博士の行った実験結果)のある7週齢(49日齢)、海外に規制事例のある8週齢(56日齢)に意見が分かれている」と書かれている。

科学的根拠は7週齢なのに、なぜ8週齢でなければならないのかと尋ねられたら、きちんとその理由を伝えるべきで、罵倒するようなメールを後から送りつけても、その議員の考え方を変えることにはならない。

BSEの関係で牛の月齢が問題になったが、牛の特定の月齢を確認する方法はある。では、犬の週齢をどうやって確認するのかと尋ねられた時に、そんな質問をするなんてあなたは法改正をやる気がない、と決めつけてみても、問題解決にはつながらない。犬の週齢の確認の方法を調べて伝えればいいだけだ。

この法改正では、まず最優先で、動物取扱業の登録取り消しや登録拒否のための条項の追加、動物虐待罪の構成要件の明確化等々、中央環境審議会の小委員会が明確に報告書にとりまとめたことを、改正案に盛り込まなければならない。

これらを確実に盛り込んだ上で、さらに意見が割れていることを議論して、合意に積み重ねていくべきであって、たとえば、「他のことがいくら盛り込まれても、動物実験についてこれこれが盛り込まれなければ法改正してもまったく意味がない」、などというブリーフィングは、この議論にあまりプラスにはならない。

ある代議士によると、中央環境審議会報告書は23項目について、意見が分かれているそうだ。もちろん、それらが全て合意されて盛り込まれればベストだが、その中のこの項目がダメならば、法改正そのものを否定するというのは正しいやり方ではない。

動物愛護法を最初に改正した時、動物実験をめぐってずいぶんと意見が割れた。しかし、法改正を目指すグループが大同団結して、動物実験の規制をあきらめても、まず、虐待を取り上げて法改正に盛り込むことが最優先だというコンセンサスを作り上げた。そして、党の会議でどんな質問が出ても、きちんと調べ上げてそれに対する答えをくれた。

今日に至るまで、私は、あれが国会議員とNGOの共同作業のお手本だと思っている。

今回の法改正は、まだ、スタートラインに着くところに至っていない。しかし、なんとなく足並みの乱れとエキセントリックな発言が目につくような気がしている。

議員立法は、三十人三十一脚のようなもので、一人ではゴールにたどり着けない。
                                                       (転載おわり)
************************************************

文中、「罵倒するようなメールを後から送りつけても、その議員の考え方を変えることにはならない」
とあるのは、8週齢規制の成否を懸念されているジュルのしっぽさんのメールプロジェクトのことでしょう。

私も先日、このブログ記事にリンクさせていただきましたので、気になるところです。

発言には気をつけるよう、ブログ主は書かれていますが、
議員にメールを送った方はついつい感情過多になり、相手を罵倒するような内容になったのでは?
これは、確かに逆効果だと思います。
いくら国会議員とはいえ、いきなり見知らぬ人から罵倒メールが山ほど来たら不快に思うでしょう。

河野議員によれば、

「動物愛護法に興味を持っている方々に、今、やってほしいことは、とにかく議員に情報を伝えること」

「情報を伝えるためには、それなりに勉強していただかなければならない」

いくつかのブログのコメント欄に目を通していると、
明らかに、よく調べているらしいコメントがある一方で、、
拡散希望者が右を向けと言えば右、左を向けと言えば左を向くような、
自分の考えのまるで無い感情ひとすじのコメントもあり、
一字一句違わないコピペが次々に送られてくれば、
その行為自体が、攻撃的なものと受け取られてしまいます。

ただ、河野議員が引用されている検討小委員会の報告書の文言、
「科学的根拠(ペンシルバニア大学のジェームズ・サーペル博士の行った実験結果)のある7週齢(49日齢)」

これが現在、そしてこれからも一人歩きすることを危惧しております。
なぜ「動物愛護管理のあり方検討小委員会」において、このデータが唯一の科学的根拠であるような
短絡な結論付けがされたのか?
なぜ国政レベルの委員会で、古いデータやサーベル博士のデータしか提出されなかったのか?
「業界の人たちの考えをちょっと入れました」と発言した委員も・・。

ジュルのしっぽさんのブログでは、
アメリカのカレン・オーバーオール教授による2011年8月の最新データが紹介され、
「7週齢は問題外。少なくとも8週、本当なら8.5週」という見解。
(詳しくはブログでお読みください)

また、昨年末、日本小動物獣医師会が発表した獣医師へのアンケート結果は、
親から離す好ましい日齢は平均63,6日。
56日以上が好ましいとする回答が81,3%。

時間はありませんが、こうしたデータを携え、有力議員を説得するロビー活動が必要なようです。

(m)
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テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

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こんばんは

タマらんブログさま
なんか、読んでいて自分のこと言われてるようで
ヒヤリとしてきました。
私は、動物愛護な人間ではないんですが
少し盲目的になってる気がしていました。
また、この記事転載させていただいても
よろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
そらまめ

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そらまめさん

ご連絡ありがとうございます。
転載、ご自由にどうぞ。
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すべての命に人道的な配慮を。


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