スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【原発警戒区域 動物救援】~個人の責任~

以下、つくしのブログさんより、転載させていただきます。
深慮のある記事を掲載されてこられましたが、しばらくお休みされるとのこと。再開を期待しています。

********************************************

個人の責任
2012-02-05

・・・(前略)・・・

私が今まで書いてきたことについては考えは変わりません。

勘だけで書いていたわけではないので、それを覆す何かが

出てきたらまた考え直して書くかもしれません。

今回はこの問題の根本だと感じる個人の責任について書いてみます。

少し長くて読みづらいかもしれませんが、色々と感じていたことです。


マイカーでのペット連れ帰りについて環境省と地元自治体との齟齬、

保健所の殺処分についての認識の違い、

飼い主がペットを引き取らないこと(引き取れないこと)、

不適切なペット飼育、置き去り等冷静に考えれば、

誰が何をすればいいのかわかるはずだと思います。


ペットに対して一番責任があるのは飼い主です。

全て飼い主が動かなければ改善されません。

(津波で亡くなった方や、今も探している方は当然含みません。)

行政への働き掛けも他人任せではなく飼い主が行うべきなのです。


地震津波だけでなく原発があるため福島を特別扱いして同情する人が

いますが、解雇、病気、離婚、自己破産など普段からその個人にとって

大変なことが各地で起きてます。その時にペットの行く先に責任を

持たず、保健所持ち込みや捨てる人とどこが違うのでしょうか?


私の家に毎週来る宅配会社の方から聞いた話です。

あの日その方は海から離れたところにいて津波の被害には

遭わなかったそうです。

しかしある同僚は運転中地震に遭い、バックミラーを見ると津波が来て

いて慌ててドアを開けてトラックの上にあがったそうです。

すぐにトラックごと波にさらわれて、しばらくするとそのトラックに衝突した

何かから人が2人やって来て3人一緒にトラックごと流されていましたが

次の衝突のあと気がついたら自分1人になっていたそうです。

その後家に衝突してその屋根に移り、近くの木につかまって助かった

ということでした。そういう人はペットを救えなかったと思います。


でもそれ以外ならば何とかなったのではないかと私は思います。

当日も後日も今もペットを救うため頑張っている飼い主がいるのです。

どれだけその人にとって大事かということでしょうか。


まず飼い主自らに責任があり、何とかしなければいけないと思うことが

大事です。それなら自分で行政にも強く交渉するでしょう。

引き取り手を探すでしょう。情報をとる努力をするでしょう。

初めからそれを放棄して、まわりからも同情のあまり飼い主責任を

不問にして手取り足取り面倒を見るから本気でペットを守るために

戦わないのだと思います。だから行政が真剣に動かないのです。

だから応援する人が減っていくのです。


そういうことを踏まえて考えてみたいのですが、

頭の中が動物100%の方も少し空にして、自分が国や地元の

役人だったらと想像してみれば理解できると思います。


国から見れば動物問題は県の問題です。県の意向が優先

されています。県民を逃がさない最重要課題に取り組んでいる

地元自治体は動物問題を地元が騒がないので重要でない

と思っています。でも「県民を逃さない政策」を邪魔する要求でも

ないのです。


そういう行政を動かすのに県外から何か言ってきて動くでしょうか?

県民が言えばそれでもまともに聞くでしょう。

県民200万人の内1%にあたる2万人の県民が動物救済を求めて

様々な改善策を迫ればもっと真剣に検討して動くでしょう。

伝聞やネットで見たといって問い合せが来ても答えに困ると思います。


今、たった1%の県民でも声をあげてくれているのでしょうか?

飼い主は自分で出来る限りの努力をしているのでしょうか?

動物に冷たい県上層部と県の気風の中で動物関係の自治体職員は

仕事がしにくいのではないでしょうか?

来年度も被災ペットに県の予算 (資料6-1、P13/27)はないようです。

イノシシの駆除には1千万要求していますが。(P11/27)


こういう中では、世界中の誰よりも頑張って自分のペットを守る

気持ちのある飼い主が、具体的にどうしたいか相談してこそ初めて

彼ら職員が動けると思いませんか?

                                                                                                                                
住民がそれほど騒がないから、自治体は国と違うことを平気でやって

いるのです。自治体は興味のあることは国が発表する前から掴んで

います。国だけがマイカーでのペット持ち帰りを発表したことで、

地元がブレーキだったことが誰の目にも明らかになったと思います。


毎日県民から殺処分の基準がはっきりしないと苦情電話が県に

殺到すれば、面倒でHP上に基準を書いてくれるのではないでしょうか。

私は以前被災ペットの定義 を聞きましたが、丁寧に答えてくれました。

HP上でわかりやすくして欲しいと言ったこともあるのですが・・・


もし海外の人が関心を持ってくれても、実情を知れば不思議に

思うでしょう。飼い主の真剣度が疑われるのではないでしょうか。


動物愛護先進国である欧米では飼い主の責任がより厳しく

問われていると思うのです。虐待への罰も厳しいと思います。

(欧米に限らなくていいですし、どこの国にもきちんとした飼い主と

虐待をする飼い主がいるので、細かいことを問題にしているのでは

ありません。大きく括ってです。)

だから飼えなくなって次の飼い主もシェルターも探せなければ、

安楽死を獣医さんにお願いするでしょう。

転勤時に赴任先の国が犬の持ち込み禁止だったため、

自分たちほど大事に愛犬を育ててくれる人が見つからなかった

ヨーロッパの方がそういう処置をしたことがありました。


片や日本人では大事に育てない人に渡して虐待のような

飼われ方となった犬を見てしまいました。

動物にとって生きて苦しむことが一番残酷な仕打ちなのです。

私たちがお手本としているのは、生きている間が大事ということ、

個人が責任を持つことが当たり前の文化の人達が作り上げた

動物愛護だと思うのです。可哀相な飼い方をしていたのに、

亡くなったら線香をあげるような自己満足は愛護ではありません。

まだ生きているかもしれないのに、ペットを思って代わりの人形を

大事にすることではなく、探し続けてあげることが愛護で責任です。


日本はどうでしょうか。

安楽死を獣医さんに頼んで積極的に命を奪うことより、

誰かに拾われるかもしれないし、安楽死なんて可哀相で頼めないと

言って善人を装い捨てる人の方が優しい人となることがあります。

保健所に持っていくことに抵抗が無い人も多くいます。

自分が捨てたペットが苦しむ最期を見ずに済ます人を温かい目で

見る必要はないと思います。置き去りも同じことです。捨てたのです。

死ぬかもしれないとわかって知らん顔をしています。責任放棄です。


私はこの問題は獣医さんにも考えていただきたいと思っています。

保健所だけに汚れ仕事をさせるのでは安易な飼育がなくならない

と思います。苦しい殺処分、その前も恐怖の数日間に晒されます。

寒さや暑さも容赦なく、それで亡くなる子もいます。

極悪な死刑囚だってこんな扱いはうけません。

そしてそこへ送り込んだのは飼い主なのです。

そこへ送り込む責任までも放棄した人が法律違反の置き去りや

遺棄をしています。

動物嫌いで飼わない人の方が人としてよほどまともです。


日本は無責任な人、自分で決断をしない人、他人や社会に自分の

不始末の責任を押しつける迷惑な人が安心して大きな顔をして

住める国なのです。


海外の見習うべき事例を羨ましく思っても、社会を構成する人の

意識が全く違うのですから、そこだけをいいとこ取りすることは

不可能だと思います。

悪い人を罰せず、その人の責任をなぜか社会全体でカバーする

という考えでは、援助は底なしで経済的にも体力的にも持続性

からいってもとても厳しいです。

もう少し責任者に責任をとらせてからでないと動物愛護活動に関わる

ことすらあまりの負担に尻込みしてしまう人がでてくると思います。


県外、国外から動物救済をするとしたら、動物愛護意識の低い人に

対しての制裁、ボイコットくらいしか有効な手立てはないと思うのです。

これは最近読んだのですが、ある人権侵害国の民主化側の

有名人が、制裁は嫌だけれど、欧米の制裁が国をここまで柔軟な

態度にしたといって評価している記事からもうなずけます。


煽っているわけではありませんし、放射能の問題で既に敬遠

している人が多いですから、やる意味はないと思います。

この敬遠については風評被害と言って福島産の生産物を避ける人を

なぜか非難する人がいて驚きますが、個人が何を口にしたいかは

その人の趣向、健康と命に関わることで、責任のとれない他人が

とやかく言うことではないと思います。たとえ無害でも嫌々食べることは

精神衛生上も悪いですし健康にもよくないです。

今まででも外国産は嫌だとか、農薬は嫌だとか食べるものは

個人が決めていたのです。みんな結構勉強していると思います。

行政のいい加減な検査を見て自己防衛することは当たり前で、

毎日怪しげな食品しか流通していない地域で苦労して情報を取り、

買い物を強いられている私としてはその非難に悔しい思いで一杯です。

そういう地域は外部被曝も心配していることが多いですし、普段は

西日本産を食べている人が支援だと言って一時的に食べることとは

全く違うのです。

政府の諸外国に比べて著しく甘い基準値でほとんどの食材を

とらされている地域では、「ちりも積もれば・・・」なのです。

心配する消費者への非難は国や東電を守った議論のすり替えです。

生産者を救うのは、東電や国が賠償することが一番だと思います。

国や東電は賠償金を払いたくないですし、賠償すると生産者まで

県からいなくなってしまうことを危惧している県は何としても県内で

生産させたいのだと思います。

そういう背景を読み取ることも生きていく本能として大事なことです。

何しろ行政機関、地元の金融機関、地元のマスメディアは県外では

仕事がないのですから、その権力者達が共通の利害の中、一枚岩で

様々なことを推し進めています。

ところで、個人の責任を問わないのは動物問題だけではありません。

SPEEDI情報を政府と福島県庁が地元に連絡しなかったために

住民が被曝したことも、政府の会議で大事な議事録がないことも

必ず誰かの責任なのです。(メモは必ずあると思いますが)


日本はいつも個人の責任を曖昧にしてきました。

反省もなくやって来たためにいい加減なことがまかり通る国に

なったと思っています。

責任を問われないから真剣にならないのは当然の結果です。

そして貸し借りを内輪で作り、共犯のような気持ちになって、

どんどん自浄能力を失っていったのだと思います。

周辺国でもこのくらい個人の責任を問わないのは珍しいのでは

ないでしょうか。


個人の責任というと、個人を責めてはいけないとか社会の責任だとか、

そんな暇があるなら前向きなことをするべきだとか言うわけです。

そして責任はいつもうやむやです。

でも責任をはっきりさせることが前へ進む第一歩だと私は思います。


「Everybody's business is nobody's business.」

「共同責任は無責任」ということです。
日本中がこんな感じで衰退しているのではないでしょうか。


動物問題の行政側の責任も同じ論理で曖昧にされています。

誰が決定したのかわからないようにしています。

でも必ず誰かが決定したからこのような酷いことが起きているのです。

国と県、市町村も動物以外で様々な貸し借りがあるので、

よほどのことが無い限りかばい合い、どこか1つの機関が責任の

矢面に立たないよう工夫されていると思います。

そのうちこちらが誰に言っていいかわからなくなって疲れて

諦めるのです。

だから私たちはどこがこの問題の主体なのか、誰がこれで得を

するのか、他地域ならばどうなのか、情報を持っている権力者達は

自分の家族をどう守っているのかなどをみて、真実を探していくことが

自分自身を守ることになると思います。

言いにくいことですが、自分が取り残されたくないから子どもや

孫のためとすり替えて除染(移染)に大賛成の高齢者も中には

います。

「行政や家族はいつも必ず私をを守ってくれている、

私のためを考えて言ってくれている」という思い込みが思考を停止

させてしまうのではないでしょうか。


そして自分で考えて行動できなくなったので、自分で考えて

行動する人を叩くのです。

自分に耳触りのいいことを 信じたいことを言ってくれる人を

信じることに決めているのです。これも責任放棄です。


これまでおかしなことだらけです。それを十分被災者の方は

わかっているはずです。自分のことを決める責任に正面から

向かってほしいと思います。困るのは自分なのですから。


これは私の勘ですが、放射性廃棄物の最終処分場を30年後に

福島県外に作るといっていますが、実は簡単にできると思います。

30年後、中間貯蔵施設のある双葉郡の辺りを福島県から

外せばいいのです。国の直轄地などにして。

嘘ついたことになりません。


お上の言うことを真に受けたり、言われるままにしないで

現実をよく見て自分で考えて自分の権利を守って自分を大事に

して欲しいと、福島の人のために切実に思っています。


そして、自分より弱い動物にも目を向けてほしいと思います。

そういう人が多い地域に対して頑張って!と応援したくなるのは

私だけではないと思います。


今までお読みいただいてどうもありがとうございました。

そして温かいメッセージを下さった方々にも御礼申しあげます。



関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

動物との共生フォーラム

Author:動物との共生フォーラム
東京都


すべての命に人道的な配慮を。


★リンクフリーです。転載はご自由に。

カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
カテゴリ
最新記事
最新コメント
旬の花時計 V2
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。