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【原発警戒区域 動物】~保護されたペットたちの福祉~

被災ペット見守り隊 民間団体奮闘
http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/news/etc/20120317-OYT8T00264.htm  (2012年3月17日 読売新聞)
   (以下、抜粋)
*************************************************************************
 被災地に置き去りにされたペットたちを保護し、新たな飼い主を探す民間活動が広がっている。
ペットが暮らす「シェルター」となる飼育場所や維持管理費の確保など課題を抱えながら、
「小さな命」を守るための模索が続いている。
・・・(中略)・・・

 広島市のNPO「犬猫みなしご救援隊」は昨年8月から栃木県那須塩原市で、
被災したペットたちの大規模な保護施設を運営している。
約6600平方メートルの敷地に運動場も備える。
主に福島で保護した犬100匹、猫250匹を飼育。
放射線量を測定し、丁寧に体を洗ってから保護する。

 これまでに計約1300匹を保護。
救援隊が現地で保護したり、住民からの依頼で引き受けたりした。
動物病院の看護師でもある中谷百里代表(49)は
「福島では原発事故で帰宅のめどが立たず、
今になって被災者がペットを手放すケースも多い」と指摘し、
「病気の予防やボランティア確保など運営は簡単ではないが、
責任を持って育てる飼い主を見つけることが一番重要」と話す。

長野県松本市の一般社団法人「ゆめまるHAPPY隊」は昨年8月、
同市内で借家を改造して一時保護を始めた。
14畳の部屋に飼育ケージを入れ、屋外の犬舎には鳴き声が響かないよう防音壁も装備した。
現在いる8匹の犬のうち5匹は、
震災後に活動を通じて知り合った犬猫みなしご救援隊から受け入れた。

 善意の寄付だけで餌代などは賄えず、台所事情は厳しい。
それでも、当初は遠巻きにしていた近隣住民が活動を知り、
「飼い主募集」のチラシ配布に協力してくれるようになった。

 台市出身の国本和哉代表理事(47)は
「持ち出しも多いが、生活再建の見通しが立たない被災者を少しでも支えたい」と語る。

活動「2年以上かかる」

 被災地で飼い主とはぐれるなどしたペットの一時保護は、各県や獣医師会なども行っている。

 福島では福島第一原発事故に伴う警戒区域内で県と環境省が保護した分や、
同区域外で保護された分などを合わせ、
計900匹余り(2月末現在)。
岩手は昨年8月までに計332匹、
宮城は同6月末までに計218匹が保護された。

ただ、災害時に自治体や民間団体に活動資金を提供する「緊急災害時動物救援本部」
(事務局・日本動物愛護協会)の吉野功さん(40)は、
「行政の集計値は、民間が保護した分を含めると2倍以上になるはずだ」と指摘。
また、県などが保護したペットの飼い主探しは民間団体のネットワークに頼ることも多い。

阪神大震災では、民間団体が神戸市などにシェルター2か所を設けて
計1556匹の犬と猫を保護したが、
役割を終えるまでに1年4か月かかったという。
吉野さんは「被害状況からみて、今回は2年以上かかる。
行政と民間団体が連携を深め、ペットの将来を考える必要がある」と訴える。
(落志朋代、柳沼晃太朗)

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一時帰宅のめどが立たず、今になってペットを手放さざるをえない
方々は本当につらい気持ちだろうと思います・・ペットの方も・・。

保護されているペットの数が、きわめて多く、
中には、キャパオーバーなどで、
劣悪な環境のシェルターに入れられている動物もいるようですが、
民間に支援の輪がひろがってきているのは、
喜ばしいですね。

ペットも長期間、狭いケージに閉じ込められているのは気の毒ですし、
ストレスから病気になったり、足腰も弱ります。
少数ずつ、きちんと面倒をみてもらえる民間のグループや個人に
預かってもらえれば幸いです。
ただ、震災から時間が経つにつれ、台所事情はきびしくなるはず。

福島県のような大規模シェルターでは、
状況改善のためにも、
群管理の専門的な知見や経験を持ったリーダーが必要との声もあります。

ペットたちに幸せな日々が早く訪れますように・・。

(m)
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