【動物愛護管理法改正】 犬猫引取り 自治体に拒否権

安易な殺処分防げ 犬猫の引き取り、自治体に拒否権

31日、民主党動物愛護対策ワーキングチームが動物愛護管理法改正の骨子案をまとめました。

http://www.asahi.com/national/update/0531/TKY201205310582.html
(以下、朝日新聞より転載)

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動物愛護法の改正案を検討している民主党動物愛護対策ワーキングチームは31日、
ペットの販売業者や飼い主が、犬や猫の処分を自治体に安易に依頼することを防ぐため、
一定の条件があれば自治体が引き取りを拒否することができるよう改める方針を固めた。

動物愛護法では、都道府県や政令指定都市などは飼えなくなったペットや野良犬・猫を
「引き取らなければならない」と定める。
一定期間を過ぎると、動物愛護センターなどで殺処分する。
野良猫も含め、犬猫の殺処分は、全国で年間約20万匹に達する。

ワーキングチームでは殺処分を減らす方策として、
自治体に課された犬や猫の引き取り義務の例外を認め、
拒否できるように法改正する方針だ。
どのような場合に拒否できるのか、という判断基準は、自治体が条例で決められるようにする方向だ。

引き取りを拒むと捨て猫や捨て犬が増える恐れもある。
そのためペット業者には、販売が困難となってもNPOなど
引き取り先を見つけたりすることを義務づける。

議員立法で今国会への提出をめざす。
民主党案として正式に了承を得た後、野党との協議に入る。  (転載おわり)

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条件つき「引き取り拒否」は、すでに東京都ほか、複数の自治体が条例により実施しています。
聞こえはいいけれど、「革新的」とは言えません。
自治体に投げた、とも解釈できる・・。

骨子案には、8週齢規制や虐待の具体例の明記、殺傷や虐待への罰則強化も盛り込まれたそうです。

しかし、動物実験への規制強化や届出制は、業界や研究機関からの圧力で、またも断念!

8週齢規制については、「生後8週齢に満たない犬猫の販売を禁じる」とのことで、

「生後8週齢になるまで親兄弟から引き離さない」とは、異なります。

4月の骨子案から、大幅に後退!
業界努力の成果でしょう。

(m)
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No title

◆犬・猫等販売の規制…
・販売が困難となった犬猫の終生飼養の確保
・生後56日未満の犬猫の販売、販売のための展示・引き渡し禁止
・販売時の現物確認、書面による対面説明

◆動物取扱業者の追加…
・現在の動物取扱業を第一種動物取扱業者として許可制にする。
・飼養施設を有して譲渡等を業として行う動物愛護団体、公園展示や訓練学校等の非営利で展示・訓練を行う者は第二種動物取扱業
 ※犬猫の種類・頭数、施設の構造・規模、管理方法等を都道府県知事等へ届出を義務付けて、基準遵守義務、勧告・命令、報告徴収・立入検査等を行えるようにする。

◆実験動物…
・実験動物の飼養・保管についての届出制度は別法(動物愛護管理法の対象外)で定める。

◆多頭飼育…
自治体の条例で届出制を行えることを明記する。

◆犬・猫の引き取りについて…
・引き取りを求められた場合、拒否できる事由を明記する。
・引き取った犬・ねこの返還・譲渡について努力義務を定める。

◆罰則…
・殺傷、虐待、無許可動物取扱、無許可特定動物飼養には罰則を強化

No title

ふーちゃん様

6月4日の記事中、コメント紹介させていただきました。
ありがとうございました。

No title

これって…もしかして新聞に載っていた骨子案じゃないの?

動物を犠牲にしなければ成立しない日本の医療研究

 医療情報誌「集中」6月号(発行/株式会社集中出版社)に、以下の記事が載っています。

●動物愛護法改正で「欧州並み」規制なるか
http://medical-confidential.com/confidential/2012/06/post-410.html

 以下、記事より抜粋。

-----------------------------------------

 ……略……

 製薬企業や研究者サイドは従来からの主張をまったく変えていない。

 「欧州並みの規制が実現すれば、国際的競争力が下がる」

 「実験動物の種類や数を情報公開すると、実験の内容も筒抜け」

 欧州とは異なり、基本的には動物実験を企業の自主性にゆだねている米国ですら政府機関は国内で展開する製薬企業が用いる実験動物の種類や数をインターネット上で公開している。世界に名だたるメガファーマが名を連ねているが、寡聞にしてこれらの企業の競争力が衰退している事実を知らない。情報開示で実験内容が分かるかどうかは都市伝説の類。根拠があるのなら、科学者らしく定量化して示すべきだろう。

 ……略……

「実験者・施設に登録や資格が課されておらず、査察や情報公開の制度もないのは先進国の中では日本だけ。欧州並みの規制は国際社会の信頼を得るためにはむしろ必要ではないのか。」

----------------------------

 鋭い指摘だと思います。
 大学関係者も含めて実験推進論者は、反論すべきです。
 大量の動物の犠牲を前提として、日本の医療研究水準は維持されている。それに対して、欧米では…。
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