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2012・7・11 伊豆・大根島のタイワンザル 現地からの最新情報

2012年7月8日、伊豆・大根島のタイワンザルの現況を確認するため、島に上陸した方々より
ご報告をいただきましたので、下記にアップいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイワンザルはまだ生存しています。しかし・・

大人5名と小学生の子供2人で、中木漁港から出発。
すでに近隣の漁師や渡し舟には、伊豆クルーズより、
大根島への渡しをしないように通達が出ているそうです。
(地元の方が言いにくそうに教えてくれました。)

そんな訳で、先週は大根島の岩場に大勢いた釣り客も今日は1人もおらず、
今回は、Nさんという、この件にいち早く問題を投げかけていた方のお力をお借りしての上陸です。

Nさんは、先週も上陸していらして、6月23日以降、忽然と姿を消した猿の群れが突然
7月1日に姿を現し、先住の猿とは行動パターンが全く違うことから
いったん従前の猿が全滅した後に、別の台湾ザルが持ちこまれたのでは?
という考えを展開していらっしゃいます。
わざわざそんなことにお金と労力を使う理由が全く分からず、
お会いして先ずお伺いしたかったのですが、
薬殺と言っても遺体を持ちかえらないといけないらしく、
その遺体が見つからないまま、頭数が減ってきた為に、急遽投入したのではないかとのことです。

これが事実だとしたら、飼育を禁止されている島に新たな猿を連れてきて放すということは、
大問題ではないでしょうか。

今回の目的は、このようなことも含めて大根島の現状を知り、今後の対策を立てることですので、
見た通りご報告します。

港から大根島まではゴムボート(エンジン付)でおよそ10分の距離です。

目の前の小山が大根島 前方、断崖の島が大根島

因みに、大根島の目の前は、シュノ―ケリングで有名な“ヒリゾビーチ”で、
そこから子供でも泳いで渡ることもでき、半分は足がつく深さだそうです。

朝日新聞に掲載された写真にあった、以前はクルーズの船から餌を投げ込んでいた、平らな場所に上陸。
(以後、船着き場とします)。
かつて、この島で猿たちが唯一、餌にありつけた場所です。
この間も、30分ごとに、伊豆クルーズの船がその前を通過しますが、当然餌やりはありません。
(因みに1日のレポートでお伝えしました通り、餌やりをしたいと伝えておけば、1~2分船を止めてくれます。)

早くもこの場所で、新鮮な猿の糞を発見です。
山頂までは階段を上がり、女性や子供でも15分程で到着します。
上りは上を向いているのでいいのですが、下りは足元の下に海が見えるので多少スリリングです。
滑りにくい靴と、夏場でも長袖、長ズボンが必要です。

山頂に登ると木立は無いのですが、一部草原のような場所もあります。
とても嬉しかったのは、かつて人の手が入ったのでしょう、
人口的にお風呂のように岩を掘った様子があり、そこにかなりの量の水が貯まっていました。
かわいそうに、海水を飲んでるのではないかと思っていましたので、少しほっとしますね。

頂上に到着
頂上に到着

餌をまきながらあちこち歩いていると、遠くに猿の姿を発見しました。
階段を背にして右に2頭、左に1頭。
(でも同時に見えていたのは、2頭なので、もしかすると2頭なのかも知れません。)
フッフッフッと威嚇しながらも、投げた餌を両手に抱えて見えない場所へ逃げて行きます。
本来、大根島の猿は手から直接餌を受け取るほど、人間にとてもなついていたそうで、
Nさんいわく、明らかに行動パターンが異なり、個体の体つきも大きく、毛並みも全然違うそうです。

茂みの中で、捕獲用のオリがほぼ1列に並んでいるのが痛々しいです。
中は餌など無く空で、捕獲用の設定はされておらず、
以前の報告では、中に美味しそうな餌が仕掛けられ、非日常的な印象がありましたが、
今は不法投棄物のように転がっている様子が逆に猿に安心感を持たせそうで、
いざ捕獲が始まると大変危険です。
捕獲檻、前の餌は私達が誤ってまいたもので回収しました
捕獲用のオリ。手前のエサは、私たちが誤ってまいたもので回収しました。

約1時間ほどあちこち探しましたが、先程の2、3匹以外、猿は見つかりませんでした。

船着き場に戻り、帰り仕度をしていると、頭上に1匹の猿が現れて直ぐ近くまで寄ってきます。
やせ細って、毛並みはぼろぼろ、でもすごく穏やかな顔でじっとこちらを見ています。
鳴き声も小さくて、先程山頂で見た猿の声の大きさとは全然違います。
不覚にも持って来た餌は全部山頂に置いて来てしまいました。
目の前のヒゾリビーチで、観光客がBBQをしている姿が恨めしいです。
20分程して、あきらめて姿を消してしまいましたので、再度、山頂へ餌を取りに戻り、
船着き場付近に置いていたら、今度は大小2匹連れだって現れて、その手には先程のサツマイモが・・
相変わらずじっとこちらを見つめています。
ああ良かった、まだ先住の猿も生きていたんです!!
一回り大きい方は雄で、小さい方が雌のようです。
残念ながら、6月中に確認できたボス猿と子ザル2匹の姿は見当たりませんでした。

これでもかなりの至近です生き残っているサル

この島が複雑な状況とお伝えしたのは、
つまり、島内で、従前の猿達と、新たに連れて来られた台湾ザルのグループが共存していて、
敵対はしていないが、合流もせず、生活圏を分けて行動しているということです。

大根島をちょうど半分にして、新しい猿は主に山頂から外海側をテリトリーとして、
従前の猿は内海の船着き場側で生活しているようです。
となると、先程私が見つけた水飲み場は明らかに外海側なので、
従前の猿達は十分に水分を取れているのか、新たな心配事があります。

いずれにしても、彼らをまだ見捨てない人間もいるということは、伝わったでしょう。
ずっと見送ってくれています                   いつまでも見送っているサル・・

朝日の記事では、7月までに薬殺される予定が、現在は餌を与えず、
様子を見ながら自然死を待つのでしょうか?
これから暑い夏をむかえる猿達には余りに残酷です。
市民の声が必要です。

継続的な餌やりをしながら、事態の改善方法を探りますので、
ぜひ伊豆クルーズや環境省に、「殺してはいけない」という当たり前のメッセージを送り続けて下さい。

                                                       (報告おわり)
加森観光   (HPの問い合わせフォームからメールして下さい)
https://www.kamori-resort.net/inquiry/kamorikanko/
℡ 011-222-3088

伊豆クルーズ (HPの問い合わせフォームからメールして下さい)
https://www.izu-kamori.jp/form/
℡ 0558-22-1151

環境省  静岡県外来種担当...埼玉県の管轄。TEL 0486000516

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人道的見地から、飼養責任者である「伊豆クルーズ」がサルにエサを与えるべきではないですか?
少し間をおいて、世間の批判がおさまってから、殺処分するのでしょうか?
相変わらず、生き残っているサルたちは、飢えているでしょう。
動物愛護管理法違反に問われないのでしょうか。

私はやみくもに外来種駆除を批判しているのではなく、
大根島の場合、観光目的で、過酷な状況の島にサルを放ち、多くを餓死させ、生き残った、子ザルを含む
数匹までも殺処分というのは、「命」に対して、あまりに非人道的な対応ではないでしょうか。

新たにタイワンザルが島に持ち込まれ、放たれたとしたら、「外来生物法」に反する行為ですが、
これはちょっとありえない話でしょう。

今回、島に上陸され、サルの確認をしてくださった方々は愛護活動家ではありません。
一般の市民です。

(m)
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No title

『おばちゃん日記』というブログを書いています。
以下です。
http://yaplog.jp/obachandesu/

お願い致します。
この記事を私のブログでも紹介させてください。

Re: No title

おばちゃん様

記事の紹介よろしくお願いいたします。

救うべき大根島の猿達

新しい情報有り難うございます。。。とても気になっていました。不思議です。従前猿2頭だけ何故生き残ったのか?...仲間が死んで行ったのを恐らく見たと思います。4頭殺処分して又投入して、遊覧船からの餌やりは、今は中止となり、餓死するのを待っているのでしょうか?新たに投入された猿達。罪の無い動物の命を弄ぶのは止めて下さい。罪の無い動物を殺して会社の繁栄は無いと思います。徐々に広まりつつある非人道的な行為。伊豆クルーズにとっては確実にマイナスであると思います。この問題をもっと広げて猿達を助けたいと思います。

Re: Re: Re: 救うべき大根島の猿達

> hicorinさま
> >
> > 不思議です。従前猿2頭だけ何故生き残ったのか?...仲間が死んで行ったのを恐らく見たと思います。
> >
> > 本当に不思議ですね。確か、「サルたちは人を警戒してあまり現れなくなった」というコメントを先月いただきましたが・・
> > 新たに現れたというサルの正体は・・?
> > 生き残っているサルたちを他の施設へ移すのは、かえって過酷だというご意見もいただき、だとすれば、去勢して
> > 増えないようにし、自然死まで、管理飼養するしかないですね。
> > 伊豆クルーズは事態をうやむやにせず、どうするのか、対応をきちんと表明すべきです。

猛暑、猿達気になります

毎日猛暑が続き、大根島の猿が気になります。最新情報が無く気になっています。空手の師範様の茅空会掲示板をふと見たら、先生が26日大根島の台湾猿に餌をやりに行った時の事が 載ってました。買われたボートで行こうとしたそうですが、地元の優しい漁師さんが果物を持って行って下さったとの内容でした。文章が非常に上手く笑い有りで楽しく拝見させて頂きました。私も大根島の猿達に餌を持って行く方々がおられたら、餌代のカンパ位はしたいと思っているのですが、窓口がないですよね?この炎天下、大根の猿が心配です。

Re: 猛暑、猿達気になります

>hicorinさま

私も萱空会の掲示板見ました。師範様はすごいですね。でも危ないところでした・・。大根島の猿たちのその後
は気になっているところです。カンパの窓口、欲しいですね。
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