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東北地方でクマの目撃情報が急増

東北地方でツキノワグマの目撃が急増しています。

今年はすでに6月に、宮城県や岩手県で、人里近くに出没するクマの目撃情報が多く寄せられ、
8月に入ってから、一部の地域をのぞき、
目撃情報が急増しています。
とくに福島県では、例年の3倍を超える出没が目撃されています。

一昨日の「報道ステーション」で、民家の庭をうろつくツキノワグマが
防犯カメラに映っていましたが、痩せていましたねぇ!まるで犬のようでした。
懸命にエサを探しているように見えました。

毎年6月~8月は、山に食べ物が不足する時期。
力の弱いクマ、子連れの母グマ、若いクマ(コグマ)が餌にありつけず、
人里へと下りて来ます。

この10年間では、2004年、2006年、2010年にツキノワグマの大量出没がありました。
捕獲されたクマのほとんどが殺されます。
何か気がつきませんか?
大量出没は2年おき、偶数年に起きています。
(2008年にも一部の地域で出没が増えました)

クマが人里に出没する要因はいくつかありますが、中でも、堅果(ドングリ)の不作は
最大の要因。
クマの大量出没はドングリの豊凶と関係があるようです。

今年、2012年は、東北地方の一部地域をのぞいて、ナラもブナも大凶作と報じられています。
今後、東北地方以外でも出没が増える可能性もあります。

(「BEARS JAPAN」坪田敏男・北海道大学教授(日本クマネットワーク代表)より)
           ↓
「各自治体にクマ対策の専門家を配置することが第一です。
ハンターに依存するのではなく、
行政独自の専門家チームを編成する必要があります。
例えば、ツキノワグマが出没した時に、専門家がすぐに現場に駆けつけ、
いち早く状況を把握し、適切に危険度(リスク)を判断することが求められます。
場合によっては、人の立ち入りを制限したり、
パトロールを強化したりするなど、
現場対応の司令塔となる人材が必ず必要です。
このような専門家を配置し、出没対応マニュアルを策定することが各自治体に今求められています」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こう頻繁に大量出没が起きては、住民も安心できませんし、
クマを見かけたら殺す(コグマまで!)前に、人を襲う危険のあるクマかどうか判断し、
冷静な対処が望まれます。
大量出没が起きる年には、「まさかこんな所に・・!?」という場所にもクマは出ます。

人身事故を防ぐため、クマを誘引する生ゴミを屋外に放置しないで下さい。
畑の廃果もクマを寄せつけます。
外出の際は、クマ鈴など、音の出るものを身につけてください。

マスコミは「クマ出没」報道で、いたずらに人々の恐怖をあおることなく、
役に立つ情報提供をお願いします。

(m)
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No title

北海道でも毎日のようにヒグマの住宅街近くへの出没が新聞で報道されています。先月には近くの小学校の前の樹林地帯で登校中の子供が体長1.5~2Mのヒグマ目撃情報もありまいた。こちらでも書かれた「クマ対策の専門家の配置」というのは、ハンター以外の様々な角度からの意見も反映させるのは必要でしょうね。ただ、研究者においてはそれぞれで意見が違うため、その選定は難しいでしょう。前にも書きましたが、熊森協会に顧問として入った門崎允昭氏が、4月に札幌で射殺されたヒグマの件について市に意見書を熊森協会の会長とともに提出しました。こちら→ですが、http://www.yasei.com/sapporocity.html
熊森協会の北海道への活動の足がかりになりそうで心配です。

No title

内容を見ると「熊がいた場所は樹の葉が茂ると、外部から見え得ない環境であり、葉がなく外部から樹林地内部が見通せる時季でも、熊からすれば安心できる己の環境であり、それが人家から20~30mのところでもそうなのである。」という箇所、4月の葉の茂らない見晴らしのよい時期に住宅や学校に隣接したところが安心できる環境??しかも坪田敏男・北海道大学教授を真っ向から批判してるし...どちらかというと、門崎氏の見解がどうもずれているように私は思います。

Re: No title

さら様

門崎氏の見解は大体において頷けると思いましたが、人を恐れず、見通しのいい場所や、
住宅密集地に現れる新世代グマについては、坪田教授だけではなく複数の研究者が書いています。

「専門家チーム」の配置はすでにいくつかの自治体で実施されていますが、専門家の数が少ないことや、
予算付けがネックですね。今後の流れとしては増えるだろうと思います。

日本クマネットワークは専門家、行政関係者、ジャーナリストや一般市民も会員になっており、会報や報告書を
通して各地のクマ対策や取り組みなど、最新の情報が入手できます。

「BEARS JAPAN」より坪田先生の言葉:
「専門家としての期待もあるけど、その一方で市民レベルの活動も求められている。
その両方を両立していけるような団体にしていけたら良いな、と思うし、
一般の方にはそういう場で自分を高め積極的に参加して欲しいです」

熊森協会は自分たちの活動に賛同しないものには常に攻撃的です。
それにしても、この「提言」・・
相変わらず、ずらずらと「顧問」の名前を並べたてていますね。

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