テレビ時評「フジテレビが視聴率を落とした理由」

今週発売の「週刊文春」が、「フジテレビ『失敗の本質』を衝く」というタイトルで、
視聴率が日本テレビ、テレビ朝日に抜かれ、第三位に転落した理由を書いています。

日枝久会長(74)の長期政権による、組織や企画のマンネリ化や、長らく視聴率トップの座にいたため
番組作りが守勢になり、自由や斬新さが徐々に失われていることなど・・。

3.11大震災以降の視聴者意識の変化も理由のひとつ。
日テレ&フジは、軽チャーの代名詞ともいえる局。
フジといえば、「チャラチャラ感」・・軽佻浮薄のイメージが強い。
3・11を境にして、社会の空気が変わってしまい、
震災報道となれば、多くの人々がNHKにチャンネルを回したのはうなずけます。

今年6月の人事で常務取締役に昇格した大多亮氏(53)によれば、
「F1(20~34歳の女性)とかティーン層はまだうちが強いのですが、
視聴率調査のボリュームゾーンである50代以上には、うちの番組は魅力がない」

しかし、今後も若い層を中心に番組作りをするとのこと。

文春の記事には書かれていませんが、フジが視聴率を下げた原因は、新聞の番組欄にもあると思うのです。
各社、TV番組欄の構成は多少ちがいますが、例えば、朝日新聞の場合、
私は、在宅していれば、かならずニュースを見るので、
まず左端のNHKの欄を見て、それから右へ、民放へと視線を移していきます。
ーーーアレ、どこへ行っちゃったの?フジテレビ・・

TVのデジタル化に伴い、BSを除けば、いちば~ん右端の隅っこに押いやられてしまった?フジテレビ・・
そこはかつて、さびしい12CH、テレビ東京の指定席でした(縁起わる~い)。
今は7CHとなり、フジの左側に移動。

で、けっこう真ん中にドカンと目だっているのが、躍進めざましい5chテレ朝なのです。

テレ朝は、サッカーやフィギュアスケートなど、人気スポーツを取り込み、
毎晩9時54分、大衆迎合と揶揄されつつも、安定した人気の「報道ステーション」があります。
ときどき(とくに秋)、本格的な単発ドラマも見せてくれるし、
あとは人気の「相棒」をはじめ、得意のサスペンスドラマが並びます。
サスペンスドラマは、それなりに今の社会を写し出すし、
いわば、「おとなも見られるTV局」のイメージ。
(「ドクターX」は二番煎じ。米倉涼子は主役として意外性が無いけれど、今、スーパーウーマンドラマは
数字とりそう・・)

テレ朝がエライな~と思うのは、あきらめないところです、
「相棒」だって、最初は視聴率あまり良くなかったけれど、「これはイケる」と信じて粘った成果。
「科捜研の女」も地味だし、「土曜ワイド劇場」だって、まだ続いているのです・・
そして、これらの番組には、これまたしぶとい中高年の視聴者がくっついている・・
ストーリーがパターン?そんなこと、どうでもいいの、時間つぶしているだけですから・・

しょせん、民放は「儲かればいいんです!」ということで・・

NHKの夜ドラは、少し前から対象を40代女性に向けてきたようですね。
「セカンドバージン」がヒット、
「眠れる森の熟女」も、この世代の会話にリアル感があって、
主役に元バレリーナの草刈民代さんというのも意外性があり、
若いころに、トレンディードラマを見ていた世代が、シビアな日常に向き合い、共感できるという点で、
NHKの狙いは当たっているのでは・・。
(大河など、時代劇はコケつづけていますが・・)

でもフジテレビ、実は私、よく見ています。
夜8時、BSの「プライム・ニュース」・・この時間帯、他に見たい番組がないので、ながら見・・
月~木の八木亜希子キャスターと金曜の島田彩夏キャスター。
番組の進行も上手く、ゲストには、なかなかシビアな問いかけ。
フジの女子アナ、見そこなっちゃいけません。◎のお二人です。
ただし、この番組、60代以降の視聴者に人気とのこと。
え~!!

(m)
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