アルジェリアの人質事件 犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

この度、アルジェリア・イナメナスのプラントで、テロリストの犠牲となった
日本人10名の方々、ならびに、諸外国の方々に心より哀悼の意を表します。

「日揮」は1960年代より、アルジェリアの資源開発に携わってきたそうで、技術供与や人的資源の
開発という面からも、アルジェリアへの貢献に尽力され、社員の方々もプライドをもって
仕事をされてきたと報道されています。

BP所属の運転手が、イスラム・テロ組織と内通していたとも伝えられていますが、
アルジェリア軍が警備していた隙をついての、今回の残忍な襲撃・・
とつぜん命を絶たれた方々の恐怖や痛苦、無念を想像すると、なんとも・・。

アルカイダ系のテロ組織はジハード(イスラムの聖戦)を唱えますが、その正体は「砂漠の犯罪集団」!

アルジェリアは親日国です。

私の父はTV局の記者で、1960年代にアルジェリア独立の英雄ベンベラに会見したということもあり、
子供のころから何となく親しみを感じていた国でした。

その後、アメリカに留学した折には、アルジェリアからの国費留学生数名と親しくしておりました。
彼らの日常語はフランス語でしたが、フランスには複雑な感情をもっているようでした。

その内の一人、Omar Hakmiとは、サンフランシスコ好き、映画好きという共通点もあり、
映画を見たり、食事をしたりしました。
彼はアルジェリアの国営石油からの留学生でMBAの取得が目的でした。
親分肌で、アルジェリアからの留学生の住まいなど、いろいろと面倒をみていましたし、
自然に一目置かれる存在で、ジョン・トラボルタ似でもあり、白人女性にモテモテでした。

大学院に進む前、大学付属の英語スクールで、教師が彼のことを有名な俳優、
「オマー・シャリフ」とふざけて呼んだ時、彼は一言も答えませんでした。
しばしの沈黙の後、毅然と教師を見て、言いました。
「私の名前はオマー・シャリフではありません。正しい名前で呼んでください」
澄んだ目をした青年でした・・。

日本に帰国してから、何度か手紙のやりとりをしました。
アルジェリアに帰ったのかと思っていたらびっくり、まだアメリカに居て、
「United Artists」に就職したとのこと。映画好きが高じたのでしょう。
けれど、アルジェリアでの兵役義務をまだ果たしていないので、国に戻らなければならないと・・。

その後、Omarとは連絡がとれていません。

アルジェリアでは90年代、イスラム過激派によって、15万人~20万人が殺害されています。
とりわけ、フランス語を話すエリート階級・・知識人やジャーナリストが標的にされました。

Omarが無事でいるのかどうか、他の留学生たちはどうか・・。

家族ともども、アメリカに移住した可能性はありますが・・。

新しい年を迎えてから、まだ3週間ほどなのに、届けられるニュースやメールはつらいことや、
悲しいことばかり・・重たい気分です。
(私自身も近所で、重症のネコ風邪の猫の保護に失敗してしまい・・)

どうか、人にとっても、動物にとっても、光の見える年となるよう、あらためて祈ります。

(m)
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