福島県動物救護本部☆三春シェルターの今

2013年3月7日(木)、朝日新聞の折込み「Sippo Journal」に福島県三春シェルターについての記事が
ありましたので、以下に抜粋します。

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慢性的な人材不足 思いと裏腹の限界

三春シェルターでは、獣医師、動物看護師、トリマー各1名を含む17人のスタッフが勤務する。

ケージの清掃や給餌給水、散歩などの支援にはボランティアを募るが、

ボランティアの統括を行う渡辺美恵子さんによると、週末は平均5人あまりの参加があるものの、

平日は県内からのリピーターを中心に0~2人。

全体では、新規もリピーターも減少しているという。

・・(中略)・・

シェルター職員の佐藤直子さんは猫担当スタッフのチーフを務める。

一頭一頭に声をかけながら清掃や給餌をテンポよく進めていくが、時々、猫たちがしがみついて離れない。

渡辺さんと堀沢さんは、

「ボランティアもメディアの取材も減っていますが、一日でもボランティアとして状況を見てもらえたら。

動物たちの個性や相性も、よくわかりますよ」と声をそろえた。


保護動物と避難家族 両面からの支援を

シェルターではスタッフ全員が愛情をもって接していることが伝わる。

ただ、動物の寿命では、すでに5年以上の年月が経る中、彼らの目線に立てば、一刻も早く

一般家庭に迎えられて、穏やかな余生を送って欲しいと現場の誰もが願っている。そのため、

同居が困難で動物を預けている家族には、動物のために所有権を手放し、譲渡を可能にするように

話もしている。とはいえ、外飼いの番犬として育った子たちと、

飼い犬の社会化やしつけが必要不可欠で、室内飼いが基本という都会の人々との差異は大きい。

「実際、300頭すべてが、元の、あるいは新しい家族に迎えられるというのは現実的ではないでしょう。

この施設を質の高いシェルターとして残し、留まらざるをえない動物たちの天寿をまっとうさせてあげたい」

と渡邊正道獣医師は話す。

「動物シェルターだけでなく、同行避難している家族への環境や資金面での支援も必要です。

たとえ一緒に避難できたとしても、周囲から苦情が続くなど環境が苛酷なら、家族は追い詰められ、

手放すことも考えるでしょう」

震災から2年、今、将来に何が伝えられるかとの問いに、

「家族である動物も同行避難を。何かあれば、すぐにケージに入れる子に・・。

そんな一般的なことは言えます。けれどまだ、現場は渦中にある。総括と呼べるものはまだまだ先です」

                              (抜粋おわり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1シェルターはすでに閉鎖され、現在、三春シェルターには、猫226頭、犬55頭が保護されています。
                                     (2013年3月24日現在)

当初に比べれば、態勢もかなり整ったようですが、人手不足は慢性的な悩み。

とくに猫の数が多いので、頭数に余裕のある方、猫を飼いたい方は、里親をご検討くださいませ。

記事によれば、とても馴れている猫も多数いるようですので。

以下のサイトで、渡辺美恵子さんへのインタビューや里親募集中の猫たちの写真が見られます。
            ↓
http://ilove.cat/ja/6944


★義援金・ボランティア・里親の申し込みは福島県動物救護本部のサイトからお願いします。

★朝日新聞に毎朝掲載されているコラム、「プロメテウスの罠」では、今週から被災動物をとりあげています。

(m)
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