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コペンハーゲン動物園のキリン、ライオン殺処分 本当の理由 その1

2月に、まだ2歳で健康なキリンを銃殺し、死体を希望する子供たちに見学させて解体し、

その後ライオンのエサにしたコペンハーゲン動物園。

マリウス
殺処分されたマリウス

3月、そのライオン一家の4頭も、新しい雄ライオンを受け入れたとの理由で殺処分された。

その中には、生後10ケ月の仔ライオン2頭も含まれる。

ライオン殺処分

報道は世界を駆けめぐり、動物愛護家だけではなく、多くの人々がショックを受けて抗議をした。

しかし、報道は一過性で興味本位な記事ばかり。

これはコペンハーゲン動物園だけの出来事なのか?

コペンハーゲン動物園は、単に動物園のタブーをオープンにして見せただけではないのか?

なぜ他の動物園や関係者が、コペンハーゲン動物園の行為に同意、又は沈黙しているのか?

動物園のあり方自体が問われる問題ではないのか?


次々と疑問が湧き、動物が殺処分された理由を調べてみることにした。

まず、以下は、ライオンの殺処分に関するコペンハーゲン動物園による説明である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「コペンハーゲン動物園はなぜライオンの家族をとり代えたか」
Why Copenhagen Zoo made a change in the lion pride

26. marts 2014

3月24日(月)、コペンハーゲン動物園は、Givaskud Zooより、

新たに1頭のオスのライオンを受け入れました。

これにより、16歳の老いたオスライオンと14歳のメスライオン、2頭の若いライオンを安楽死させました。

家族の交代は必要で、というのも、コペンハーゲン動物園には現在、

2012年に産まれた2頭の若いメスのライオンがおり、

かれらを新しい家族のメンバーとしてキープし、

ふさわしいオスを見つけるのが理想的だからです。

家族の交替が無ければ、老いたオスのライオンが若い2頭と近親交配をするリスクがあります。

さらに、オスのライオンが、すでに出産や育児が困難な、老いたメスのライオンと交尾するリスクもあります。

加えて、次のような問題も考慮されます:

・新しいオスのライオンは、老いたオスがいる限り、群れから受け入れられない。
 若いオスは老いたオスに殺されるだろう。

・新しいオスのライオンは、老いたメスがいる限り、群れから受け入れられない。
  メスが若いライオンを殺すだろう。

 ・新しいオスのライオンが未熟な子ライオンたちを殺すだろう。

 ・老いたオスがいなくなったら、直ちに新しいオスを入れることが大切。さもなければ、
  メスライオンたちが結束して、新しいオスを殺すだろう。

    (以上、コペンハーゲン動物園のHPより翻訳転載)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

動物園による説明は、報道されている記事の内容とは異なる。

事実は、新しく受け入れた若いオスのライオンを守るために年老いた2頭を殺処分したのだ。

コペンハーゲン動物園で、繁殖は自然にまかせているとのこと。

人工繁殖や不妊去勢は「不自然」との考えに基づく。

しかし、今回の殺処分は、自然な(計画なき)繁殖がもたらした結末ではないだろうか。

言うなれば、動物園にとって理想的なライオン家族を作るための「リニューアル」殺処分。

若いメス2頭を繁殖のために残し、年老いたライオンは処分する。


2月に殺処分されたキリンのマリウスに話をもどそう。

BBCのTVインタヴューを受けて、

コペンハーゲン動物園の科学ディレクター・バンク・ホルスト(Bengt Holst)氏は、

飼育スペースが不足しており、キリンの健全な個体数を維持し、

同系交配を防ぐための殺処分だと語った。

コペンハーゲン動物園は、欧州動物園水族館協会(EAZA・340以上の園が加盟)の

European Endangered Species Programme (EEP)に参加している動物園の一つで、

キリンの繁殖、維持は、国際繁殖プログラムに則っており、

ヨーロッパではEAZAに加盟している動物園だけがプログラムに参加できる。

EAZAにはいくつもの規則があり、これがマリウスの移動を妨げた。


(マリウスと思われる2年前の誕生時の写真 ”可愛いキリンの赤ちゃん誕生”と祝福された)
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150533306661519.371305.31324801518&type=1


ただし、土壇場で引き取りを申し出たイギリスのヨークシャー自然動物公園はEAZAに加盟しており、

マリウスを引き取れる条件を満たしていたが、ホルスト氏は

「スペースがあるなら、遺伝子的により優秀な個体に使われるべき」として申し出を却下。

マリウスは遺伝子的観点から行き場を失ってしまった。

マリウスのような遺伝子をもったキリンは今後も産まれ、殺処分となる可能性が高い。

繁殖プログラム自体に問題はないのだろうか?

遺伝子学的な観点からの殺処分とのことだが、要するに、

スペース確保とコスト削減のために、

ありふれた個体を「間引き」したということではないだろうか。


                        つづく

★閲覧注意★


マリウス ライオンのエサに
マリウスの死体は、ライオンやホッキョクグマのエサにされ、その後、ライオンたちも殺処分された。                            
(m)
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テーマ : 動物愛護
ジャンル : ペット

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Re: No title

鍵コメさま

続きもぜひお読みください。

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No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

No title

なんて残酷。
人間の勝手な行動のせいで、せっかく生まれた命をわざわざ消去する。バカみたいな話だよ。そういうことする人は勝手に自分を殺しとけばいいと思うよ。
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