NHK「軍師官兵衛」、5/4の視聴率が12.3%に急落した。
高視聴率の裏番組でもあったのかな?
初回から見たが、面白くなかったので、2月ごろから見るのを止めてしまったが、
このところ播磨の戦で盛り上がっているので再び見ていた(夕食の時間帯なので)
岡田准一の官兵衛は好感が持てるが、一言でいうと、「さわやかカンベー」。
いつも使い走りをさせられているようで、軍師としてどこが優れているのか存在感が希薄。
喜怒哀楽の表現がストレートすぎるし、沈思黙考、虎視眈々的な智謀家のムードが無い。
ストーリーの流れが無く、話の全容がつかみにくい。
登場人物は突然出て来たり、突然いなくなる。
飛び石を置くように各人のエピソードが描かれ、人物の描写も表面的、
伏線の張り方も中途半端なので、ドラマチックにならない。
不必要な場面も多く、一方で、ドラマチックになりそうな場面はすっ飛ばす。
放送開始早々から脚本協力者の名前が出ているが、脚本は昨年の大河よりだいぶ劣る。
にわか仕込みで知識を詰め込んだのがありあり。
かつて、田向正健、山田太一、市川森一といった脚本家の方々は歴史に精通されていたものだが・・。
キャスティングも総じて軽いか、新味に欠ける。
せめて官兵衛の妻くらいは、新鮮な若手を抜擢して欲しかった。
小寺のお殿様(片岡鶴太郎)がわざわざ鼻を赤く染める必要はないと思う。
(m)
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テーマ:テレビドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ
- 2014/05/09(金) 22:03:17|
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