【三重県 クマ殺処分】日本クマネットワークが見解 現時点で捕殺は不要

追記:

猟友会が山中にいたクマを追いかけまわすため、
かえってクマは養老町の人家や公園の方へと逃げてきてしまっています。
人間を恐れているクマを山中に追ってそっとしておいてください。



三重県における放遂グマの捕獲(捕殺)に関して、
日本クマネットワークが見解を発表しました。
まだ会員に向けての発表のため、内容の掲載は差し控え、
HPで発表されましたら、ご覧いただきたく思いますが、
喫緊の懸案事項である放遂グマの捕獲(捕殺)についてのみ、
見解を転載します。

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○ 放逐グマの扱いについて

現時点では放逐個体と加害個体の関係は不明です。

その証拠がない以上、積極的な(山中に分け入っての)捕殺は不要と考えます。

見通しの効かない山中に入ってクマを追跡することはたいへん危険であり、

二次災害を引き起こす可能性もあります。

当面は、放逐グマに発信機が取り付けられていますので、

このクマの行動追跡を継続し、

人里に近づき問題行動を起こさないかどうかを監視するのが賢明でしょう。

人に接近したりゴミを荒らしたり問題行動が見られるようであれば、

速やかに捕殺する手段を講じなければなりません。

問題行動がなければ、一定の期間(およそ1ヶ月程度)重点的

な追跡を継続した後は調査を終了して良いと考えます

(定期的には人里への接近がないかを確認する)。

     (抜粋以上)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公表させていただいたのには理由があります。

まず、現在、件のクマは岐阜県養老町の山中に移動しており

本日、養老町と海津市の猟友会が山中にてクマの捕殺を試みており、
(三重県は黙認) 
*情報をいただきました読者の方、ありがとうございます。

無理な追跡により、人身事故の発生が危惧されること、

さらに、明日、三重県庁にて開かれる会議により

今後のクマへの対応が決定され、

決定後に結論を覆すのは行政としては難しいことを考慮し、

専門家による見解を速やかにお伝えすべきと考えました。

日本クマネットワークの見解では、加害グマか判定するための
遺伝子解析の必要性や、今後の広域対応についても助言が
述べられています。


★日本クマネットワークは、日本における人間とクマ類との
 共生をはかるために必要な、様々な活動、調査・検討および
 情報交換をおこなうことを目的として作られたNGOです。
 クマを専門にしている方(研究者、狩猟者、保護活動家等)のみならず、
 様々な分野(狩猟文化、埋蔵文化、その他)の専門家、マスコミ、
 文筆業、 国や地方の行政関係者、学生、一般、自然保護団体など
 さまざまな方が参加してクマに関する情報を共有しています。



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(m)
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No title

コメントありがとうございます。
クマのいる位置が現在、岐阜県養老町の山中であるので、
三重県も他県にお任せになっているのではないでしょうか。
マスコミの初期の「煽り報道」や色々と複雑な事情もあるようで
三重県もどんどん言うことをこじつけのように変えてくるし、
とにかく捕殺してしまえば事は解決すろという姿勢のようですね。
クマは今日も山中を追いまわされているのでしょうか。
ここは普段はクマを見かけることが無いような地域らしく、
反応も過剰だと思えます。
養老町は1時間ごとにクマの位置情報を伝えています。
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