秋田県鹿角市のタケノコ採りの人々を襲った
今回のクマ事件は異様です。
マスコミは犠牲となった方々に食害があったことを正確に伝え、
行政は次なる不幸な犠牲者が出ることを防ぐ必要があります。
同時に、人を積極的に襲って、食べるのは、
ツキノワグマの習性としては稀であることも伝えるべきです。
解剖結果から察するに、射殺されたメスのクマが
主犯とは断定できていません。2歳の子グマを伴っていたという情報もあり、
遺体の食害に加わっただけの可能性もあります。
つまり、人食いグマは残存しているということです。第一被害者に付着したクマの体毛のDNA鑑定、さらに、
第二~第四被害者に付着したクマの体毛のDNA鑑定により、
主犯グマの特定と、食害に加わったクマを特定し、
無差別な駆除は避けていただきたい。
現地は人の領域ではなく、クマの領域です。
現場で体調1メートル50センチのクマの目撃情報もあり、
入林は極めて危険。自分たちだけでなく、
捜索隊や猟友会員の生命にも危険が及ぶことを、
タケノコ採りの方々は熟慮していただきたいと思います。
クマによる犠牲者のご冥福をお祈りいたします。
★続報・詳報 ↓
日本ツキノワグマ研究所
http://ha3.seikyou.ne.jp/home/kmaita/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(m)
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テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア
- 2016/06/14(火) 21:19:03|
- 野生動物 クマ
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| コメント:8
鍵コメさま
外出続きで返信が遅くなりました。その間に、この酷い囮の話は
なくなったみたいですね?
人からミルクをもらい、食べ物をもらったコグマはもう野生には
戻れませんね。今後、かれらがどうなるか心配・・
さらに、コグマを探して徘徊しているかもしれない無害の母グマが
捕殺されないか心配です。
続報が出ましたら、どうぞお知らせください。
- URL |
- 2016/06/19(日) 22:13:44 |
- タマrらんブログ #-
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鍵コメさま
詳細な情報を有難うございます。山へ返す署名キャンペーンは私の方にも届いています。
けれど、聞いたところでは、一度人間から食物をもらったコグマを母グマは世話しないということですが、
(それもあって、コグマを保護しないようにと・・)、その点の信憑性をご存じですか?
今回の場合、コグマがまだ授乳が必要なほど幼く、写真を見ても、山に返せる状態ではないようですし、
捕まえてから日数も経っており、母グマもあきらめて山へ帰ってしまったのではないでしょうか。
従って、山に返すのは死。一方で、コグマを引き取ってくれる動物園は昨今なかなか無いようですし、
動物福祉に配慮した環境で飼育されるかどうかも心配・・。
とにかく、野生動物の仔を捕まえることが大問題・・このような事態を引き起こします。
そもそも、クマの捕獲権限を町や村役場のレベルにひろげたのが間違いだと思います。
捕獲権限は県に委ね、クマの生態や行動に精通した担当者の判断を仰ぐべきではないでしょうか。
コグマは獣医のもとにいるのかと思っていましたが、猟友会員が世話しているのですか・・
- URL |
- 2016/06/25(土) 01:35:49 |
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鍵コメさま
やはり人間の臭いがつくと、親グマは警戒するのですね・・
先ほどから自分のコメントを送信するとエラーになりますので、
とりあえずコメントの御礼まで。
- URL |
- 2016/06/25(土) 23:28:19 |
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