ヒルです。そう、蛭。ヤマビルとも言うそうです。
泉鏡花の「高野聖」を思い出しますね。
じめじめした暗い森の木の枝からぼたぼたと
降ってきては人肌に吸い付くヒル。
今年の夏、貴重な?ヒル体験をしました。
8月は碓氷峠に近い山中の古い家に居るのですが、
ある日、ふと飼い猫の口もとに目をやると、
何やらナメクジのごときものが
くっついているではありませんか。
なんだろうと思いながら取ろうとするも、なかなか
はがれません。もしかして、これ、ヒル?
ようやくはがして外に捨てましたが、吸血されたようです。
猫はぜんぜん気づいていないようでしたが、
私の靴などについて、屋内に入り込んだもよう。

Wikipediaより
8月下旬、今度は私が庭でヒルにとりつかれました。足の指です。
猫の時よりも小さなヒルでしたが、
もしかすると、猫についたヒルは血を吸って膨張していたのかも・・
ヒルには牙があって、これを肌に食い込ませて吸血しますが、
麻酔成分を出すため、吸われても気がつかないと言われます。
けれど、私は指に痛痒さを感じてすぐに気づきました。
またしても、なかなかはがれない!
出血もありましたので、すぐに消毒しました。
痛痒さは数日間つづきました。
跡は今でも黒く残っています。
温暖化と多雨、それに今年は草刈りをさぼったせいもあり、
たくさんのヒルが庭にいたようです。
森は育って原生林のようなたたずまいとなり、気のせいか、
近ごろは小鳥の声も動物の姿も見かけなくなりました。
広葉樹林だけれど、暗い森は好まないのでしょう。
私も好みませんが。
(m)
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テーマ:みんなに紹介したいこと - ジャンル:ブログ
- 2016/09/18(日) 21:31:43|
- 自然・環境
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私も刺されたことがありました。
すごく痛みを感じたので見てみたら
蛭様が吸い付いていました。
うちのニャンズ達も結構顔を刺されたりしていました。
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- 2016/09/20(火) 03:54:19 |
- 夜空 #V54S/nVg
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