高齢者にペットを!手ぐすね引くペット業界

先日、あるイベントに参加したら、挨拶に立った獣医師曰く、
「ペットは高齢者の長寿を促し、健康増進や癒し効果もあります」と、
高齢者のペット飼育を熱心に勧めていました。
その挨拶の中で、近年、高齢者の他界や施設入居などにより、
置き去りにされるペットが急増していることなどは、
一切語られませんでした。
終生飼養に言及する言葉もありませんでした。

2010年以降、犬の飼育数は減少に転じています。
飼育数が減れば、困るのはペット関連業界。
動物病院をはじめ、ペットショップ、フード、用品、看護師や
トリマーなどの関連学校・・。
ペットに関わる業界は膨大です。少子高齢化に伴って、
ペットが減り続ければ、死活問題となります。

さらにネットでは、ペットの生体販売やオークションが批判され、
新聞など、マスコミにも取り上げられ、
動物取扱業には、厳しい目が注がれるようになってきました。

来年夏には動物愛護管理法改正の検討も始まるようです。

そこで、ペット関連団体が大同団結して結成されたのが、

ペットとの共生推進協議会
http://www.pet-kyousei.jp/index.html

加盟団体は、ジャパンケネルクラブ、全国ペット協会、
ペットフード協会、日本小鳥・小動物協会、
日本動物専門学校協会、日本ペット用品工業会、
ペットパーク流通協会など・・

全国ペット協会は生体販売のペットショップ、
ペットパーク流通協会は、競り市(オークション)です。

協議会は定期的にシンポジウムを開催し、
名のある獣医師などに講演を依頼しています。
シンポジウムには、環境省の動物愛護担当者も出席。

ペット業界は一丸となって、次期動愛法改正に備えています。

熊本地震への環境省の対応資料を調べていたら、
ペットパークが救援に協力をしていました。
環境省とオークション主催社の協力関係・・。

こうした状況を見れば、いくら業界を叩いたり、批判しても、
生体販売の現状を変えられるものではありません。
むしろ、うっかりすれば、メインターゲットの高齢者は、
終生飼養も問われず、ペットを衝動買いさせられる
ことになります。

その結果、飼育放棄されたペットは殺処分ということにも
なりかねません。

安易にペットを買わないよう、今こそ、消費者に向けて
世論喚起が必要ではないでしょうか。


参考:

高齢者に犬を飼わせたい業界の思惑 
「規制強化で大量遺棄」   太田匡彦
http://sippolife.jp/column/2015113000001.html


(m)
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