【原発警戒区域 動物救援】相馬・酪農家の自殺 ~原発さえなければ~

すでに広く報道されましたが、2011年61月10日、
福島県相馬市で、酪農家の50代の男性が、
妻と幼い二人の子供を遺して首をつりました。

壁のベニヤ板にはチョークで、
「原発さえなければと思います」と書かれ、
牛舎の黒板にも、
「原発で手足ちぎられ酪農家」
「やる気なくした 6/10 pm1:00」
などの書き置きが見つかったそうです。

両親から酪農業を継いで40年、
原発事故により、牛36頭を手放しました。
自分の代で廃業せざるをえなかったのが、
無念だったようです。

相馬市は計画避難区域ではないため、
仮払い金が少ないとのことですが、、
農家は、風評により、立ちゆかなくなるほどの被害をこうむっています。

福島県・二本松市で、浪江町の畜産農家を対象に開かれた
殺処分の説明会では、報道陣をシャットアウトしようとする国や県に対し、
あつまった畜産農家の怒号が飛びかいました。
「3ケ月も責任をぶんなげておいて」
「賠償金額云々の話ではない」

エム牧場を経営する村田氏は、
国や県が、3ケ月も問題を放置してきた責任を指摘し、
「風評被害でまともな値段がつけられない。
同心円で、実際に危険なレベルの放射線量かどうかも
検証されていないのに、一律殺処分には同意できない」
と述べています。

賠償金が支払われても、今後の生活の目処は立ちません。
一方で、受け入れざるをえない、という苦渋の選択も・・。
310軒の農家のうち、半分ほどが殺処分に同意したようです。

bea4f315立てない牛 
(c)高邑勉議員のブログより 飢餓状態で、立ち上がれない牛・・

「原発さえなければ・・」

酪農家が命を絶つ直前につづった、この言葉、この思い、この無念さ・・
国も、東電も、県も、原子力を推進してきた政治家も、
重く、重く、受け止めて欲しい。
福島県の佐藤雄平知事は、原子力発電の推進派でした。
私たち、電力の供給を受けていた首都圏の住民にとっても、重い言葉です。

昨年、菅首相は、「最小不幸社会の実現」をしきりに口にされました。
福島原発は、今、おびただしい不幸を生み出しています。

先進国の多くは、原子力に頼り、代替エネルギーの開発を怠けてきました。
日本は原子力に替わる安全なエネルギーへ、舵を切らねばなりません。
理由はシンプル。
「日本は地震国だからです」
作家の高村薫氏が述べておられました。

(m)

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