ゾウやサイの密猟と戦った研究者、ケニヤで刺殺https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-42970477-bbc-int2月7日 BBC NEWS/Yahooニュース
長年、ゾウやサイの密猟調査に尽力されてきた研究者が
ナイロビの自宅で刺殺されました。
密猟と闘う世界中の人々に衝撃を与え、深い憤りと悲しみの
輪がひろがっています。
(記事より引用)
「2016年のBBCインタビューで、マーティン氏はここ5年、
アフリカで密猟が増えた理由について、
ゾウの生息地域の多くで管理が不適切だからだと指摘していた」
「おそらく汚職は、ゾウの密猟が増えている唯一最大の原因だ。
あらゆる次元で、汚職が横行している」「ここ数年で、多くの中国人がアフリカに移り住んだ。
アフリカで働く中国人は、いまや約100万人かそれ以上だろう」
「アンゴラやナイジェリア、エジプト、スーダン、それにモザンビークなどで、
巨大な象牙の違法市場が公然と存在している。
そこで売られている象牙のほとんどを、中国人が買い上げている」
(引用おわり)
あらゆるレベルでの汚職や賄賂を根絶しないかぎり、
密猟を止めることは出来ないと発言されています。
中国は今年から象牙の国内取引を禁止しました。
その影響もあり、香港や近隣諸国で取引が活発化し、
中国への持ち込みが横行していると報道されています。
(香港は21年末から象牙取引を全面禁止)
日本でも中国への組織的密輸ルートが存在しています。
象牙密輸出未遂、指示側が入金か 印材300本100万円 複数回確認https://www.asahi.com/articles/DA3S13341728.html象牙の密輸出に関与していたと見られる容疑者は
日本市場の管理、保護に取り組む「日本象牙美術組合連合会」
の青年部長とのことです。
以前より、日本の象牙取引の管理が甘いことは、世界有数の
保護団体などから指摘されてきました。
こうした事態を受けて、環境省も国内の出先事務所に
監視Gメンを配置するなどするようですが、
日本政府の対応は世界から注視されています。
(m)
#ゾウ #サイ #象牙 #密猟 #中国 #密輸入
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テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア
- 2018/02/08(木) 16:28:46|
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