犬や猫を移動させたり、慣れない環境に置くことは
動物にとってはかなりのストレス、と
かかりつけの獣医師からいつも言われる。
我が家には、朝夜3種類の薬と便秘を防ぐための
シロップ投与が必要な猫がいるので、
この6年間、家族旅行は出来ないでいる。
一年中、都会に暮らしていると、とてもストレスが溜まる。
そこで、夏にひと月だけ、東京を脱出する。
猫の体調を見計らい、なるべくストレスがかからないよう、
深夜の交通量の少ない時間帯に移動する。
着いてしまえば、森の中。
子猫の頃から慣れ親しんだ家で、快適な環境だ。
某保護団体のブログ記事を見ていたら、代表が、
「TV出演の話があったのだけれど、動物をスタジオに
連れて行くのはストレスがかかるので遠慮した」
と書かれていて感心した。
シェルターや預かりボランティア宅で撮影した方が
動物が緊張しないし、自然な姿が撮れますよ、と
助言したところ、
(スタジオに連れて来てくれる)団体さんはいくらでも
いるので、と言われたそうだ。
保護活動を続けているうちに、いつのまにか
大切なことがブレてしまう活動家がいる。
ちなみに前述の代表は、団体の在る場所で譲渡会を開催し、
外の譲渡会に参加する場合は、緊張する子や神経質な子
は連れて行かない、と以前ブログに書いていた。
動物へのストレスを考えれば、当然の配慮だと思う。
大切なのは、動物側のこと。
「活動のための活動」になってはいけないと思う。
(m)
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テーマ:動物保護 - ジャンル:福祉・ボランティア
- 2018/05/03(木) 00:16:11|
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