GWの最中に飛び込んで来たサウスチャイナモーニングポストの動画。
目にした人は一様に、パンダ、海浜の状況を心配しました。
その動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=whPy8dvxKFc&feature=youtu.beその後、海浜について調べました。
4月下旬に海浜を実際に見て来たパンダに詳しい方のツイートでは、
「非常に広い運動場で自由に過ごしている。終日見ていたが、
フリフリ行動は1回、1分以内。
新しい環境に適応しているように見えた」とのこと。
海浜は、新しい住居、貴陽市の黔灵山公园で一般公開されたばかり。
その模様を報道した国営放送の”ディスコ・ダンシング”という伝え方は
不見識であったと思います。
ダンスのような仕草については、記事掲載後に情報をいただき、
アドベンチャーワールドでも見られ、
海浜のダンスとして、複数の動画がネットに投稿されています。
これらの動画を見る限り、常同行動というより(長時間ずっとつづけて
いるわけではなく、のんびりしたり、遊んだり、多様な行動が見られる)
何かを要求している時の行動に見えました。
「外に出たい」「中に入りたい」「そっちへ行きたい」「竹ちょうだい」
というような…。
※中国の動画でのダンス行動はかなり激しく見えましたが…。
多くの方々のブログから、海浜の性格を推測すると、
神経質、お母さんっ子、甘えん坊、活発…
「中国に行って大丈夫だろうか」と心配する記述もありました。
前述のツイートによれば、黔灵山公园の海浜を紹介するプレートには、
「妹と比べ、ママにベッタリするのが好き。
貴陽では独りなんだから早くしっかりしなさい!」
と記されているそうです。妹は陽浜です。
「バンキシャ」にも海浜の情報がありました。
https://datazoo.jp/n/%E8%BF%94%E9%82%84%EF%BD%A5%EF%BD%A5%EF%BD%A5%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E2%80%9D%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E2%80%9D%E3%81%B8+%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AE%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%80%E3%81%AF%E4%BB%8A/14163347(以下、引用)
3頭が中国の環境に慣れるまでにはいくつもの難関が待ち受けていた。
日本生まれのパンダが最初にぶつかるのは言葉の壁。
時間をかけることで「海浜(ハイバン)」と呼ばれても
反応をみせるようになったという。
また、日本のパンダに共通するのが臆病さ。
中国人飼育員は日本が静かな環境だったからかもしれないと語る。
さらに、パンダにとって一番の難関となるのが食事。
笹だけでは足りない栄養価を特製の“パンダケーキ”で補っているが
海外から返還されたばかりのパンダの口にはなかなか合わないという。
(引用おわり)
アドベンチャーワールドから中国に移動したパンダたちは
適応に向けて、いずれも、数々の壁を乗り越えたわけです。
何度も中国(といっても都市部)を訪ねましたが、日本から近いのに、
街の喧騒や、中国語での甲高いやりとり、食事など、
旅行者としても、かなり緊張する国ではあります。
アドベンチャーワールドから中国へ行った海浜、陽浜、優浜が
壁を乗り越え、新しい環境に早くなじめますように。
中国へ移ったパンダたちの行く末を見守ってゆきたいですね。
最後に、海浜の新しい住まい、黔灵山公园の紹介です。
野猿が沢山いるそうです。
貴陽市でパンダが見られるのは20年ぶりとのことなので、
歓迎の熱気にあおられませんように…。
贵阳市黔灵山公园管理处大熊猫馆验收情况
https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404227931697237127(m)
#パンダ #海浜 #貴州市 #黔灵山公园 #情況
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- 2018/05/08(火) 17:43:54|
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