日本クマネットワーク主催の
シンポジウムが開催されます。

(以下、HPより転載)
「四国のクマ・絶滅へのカウントダウンを止めるために」 四国に残存するツキノワグマ集団は,本州の状況と異なり,
極めて危機的な状況にあることが分かっています。
このままでは,九州に続き四国からもクマが姿を消す日は
遠くないことが懸念されます。
JBNではそのより詳細な実態把握のための調査を,
四国自然史科学研究センターおよびNACSーJと協働で開始しました。
一方で,四国のクマを絶滅させずに回復させるための具体的方策
についても,並行して検討していくことが緊急の課題としてあげられます。
このシンポジウムでは,同様に絶滅のおそれのある個体群を抱える,
韓国および台湾での保全のための国家的取り組みを紹介しながら,
今後の四国の保全の方向性について議論いたします。
開催日時:2018年5月27日(日)10:00-17:00 参加費無料開催場所:東京農業大学アカデミアセンターB1F 横井講堂
(世田谷キャンパス)
主催:日本クマネットワーク(JBN)
共催: 認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター、
公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)
東京農業大学
後援(予定含む):高知市立わんぱーくこうちアニマルランド,
(公財)愛媛県動物園協会
とくしま動物園北島建設の森,高知県のいち動物公園協会,
四国森林管理局
環境省中国四国地方環境事務所,高知県,徳島県,日本哺乳類学会
日本野生動物医学会
当日のプログラム(10:00 開始)開会あいさつ
大井徹(JBN代表)
はじめに
四国のクマの置かれている現状
(四国自然史科学研究センター山田孝樹)
第一部保全のための具体的な取り組み10:30~12:10
1. 韓国の絶滅危惧種であるツキノワグマのための保全の取り組み
“Conservation efforts for endangered Asiatic black bears in South Korea“
(逐次通訳)
(韓国国立公園公団Jeong Dong-Hyuk)
2. 生息環境の質の向上としての給餌を考える
(東京農業大学山﨑晃司)
3. 生息域外保全と補強による四国のツキノワグマの保全は可能か?
(国立環境研究所大沼学)
(休憩12:10~13:10)
第二部保全のための地域との合意形成13:10~15:30
1. 四国のツキノワグマ保全にむけたJBNの取り組み―不安や負担だけを押しつけないために―
(酪農学園大学佐藤喜和)
2. 絶滅危惧種タイワングマ保全のためのアウトリーチおよび教育プログラム
“Outreach and education programs for conserving endangered Taiwan Black
Bears”(逐次通訳)
(台湾国立屏東科技大学Hwang Mei-Hsiu)
3. コウノトリの野生復帰と地域社会
(兵庫県立大学山室敦嗣)
4. 四国での地域への普及啓発の方向性
(NPO birth 亀山明子)
第三部総合討論15:40~17:00
これから四国で検討されるべき保全のアクション
(コーディネーター大井徹・JBN代表)
(17:00 終了)
※このシンポジウムは、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の
助成を受けて開催します。
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#日本クマネットワーク #四国 # ツキノワグマ #絶滅 #シンポジウム
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テーマ:博物学・自然・生き物 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2018/05/16(水) 21:39:10|
- 野生動物 クマ
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-
| コメント:1
東京農業も酪農学園も畜産学科有り、動物実験もしていますよね。
特に酪農学園は生徒に対しても牛に対しても残酷な結果を招きました。
大丈夫でしょうか。恐ろしい研究対象などならなければいいのですが。
- URL |
- 2018/09/26(水) 23:43:57 |
- ちひろ #-
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