【動物取扱業の適正化】~パブコメについて~

「動物取扱業の適正化」に関するパブリック・コメントについて、
検討項目が多岐にわたっており、
環境省の資料も、読みなれていないと読みづらく、
委員の意見が分かれていたり、決めあぐねていて、
曖昧に表記されている事柄もあって、判断に迷うところもありますが、
すべての検討項目について述べる必要はありませんし、
要は、今回の法改正の目的に沿って、要望を具体的に、読み手
に分かりやすいように書くことではないでしょうか。


法改正の目的は、非人道的な命の売買をストップさせることです。

パピーミルといわれる大量繁殖施設、
糞尿にまみれたケージに詰め込まれた犬や猫、
過剰な繁殖でぼろぼろになった繁殖犬や猫や
売れ残りが管理センターに持ち込まれたり、
闇で処分されているような行為を禁じること。
そのための仕組みや罰則を決めることです。

動物を飼ったことのある人には自明の理ですが、
動物にも、人間と同様の感覚があります。
物理的な痛みや不快感だけではなく、
恐怖、不安、喜び、失望、といった感覚・・。
生まれてきた以上、動物にだって、
生まれてきてよかった、と感じてもらいたい。
幸せの尺度は、時間的な長さではなく、
その動物が愛されたか、慈しまれたか、
心地よく、楽しく過ごせたかどうか、だと思います。

動物愛護管理法の「動物愛護」の英訳は「Animal Welfare」ですが、
人間を主体とする法律であるため、例えば、
「移動販売」や「インターネット販売」を禁止することは、
憲法との関係で困難というのが、環境省の見解です。

命の売買を生活の糧とする動物取扱業から見れば、
どこまで動物の身体的、精神的な苦痛を許容範囲とするか
という消極的な議論になりがちです。
しかし、人間の欲求や、都合、利潤追求のために、
動物に身体的、精神的な苦痛やストレスを強いることは、
虐待行為に他なりません。

今回のパブコメでも、動物取扱業は、業界総動員態勢で
改正への反対意見を送ってくるでしょう。

皆さまの声が、ぜひ必要です。

動物取扱業の適正化のため、大要、以下の3点を要望します。

1.トレーサビリティーの確保
  所有者責任を明確にするため、
  繁殖、流通、飼育、すべての段階において、
  動物の履歴(繁殖者の氏名、住所、動物の生年月日、
  ワクチン接種など)が、追跡調査できるシステムを
  時間がかかっても、確立することが必要。

2.具体的な基準の設定
  行政や警察による悪質な業者、飼育者に対する指導や取り締まり
  を強化、徹底するため、「繁殖制限措置」「飼養施設」「幼齢動物販売」
  に関して、具体的な数値基準が必要。

3.法の実効性の確保と仕組みづくり
  法律の実効性を担保するために、地方自治体における動物担当専門職員
  の配置の義務化、権限の強化、そのための予算確保。
  動物行政を推進させるために官民協働の仕組みづくりが必要。

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  パブコメ、よろしくお願いします   クロ


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(m)
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